STRATEGY FRAME ON
一見普通の俯瞰タイプRPGに見えるジオコン4ですが、実際にはプレーヤーはエステロミア王国の傭兵団長の立場で国王や周辺地域の人から仕事を請け負い、部隊を編成し部隊のために部材の調達や配備を行う、経営SLG的なものになっています。
次に編成フェイズで、傭兵のアイテムや装備品、技を変更したり、部隊を編成したりします。
確かにそれでこのミッションに成功すれば収支のプラスが大きいですが、もしミッションに失敗した場合、報酬が貰え無いどころか派遣費用の700は引かれるし、部隊に配備した薬品等は無くなってしまい、更に貴重な傭兵員まで数ターン治療のために使用できなくなると言う事になってしまいます。
最後に冒険フェイズです。
↑緑の三角は艦隊の運動方向。青の三角は通常陣形を表し、大きさは艦隊規模を示唆。青の線はビームの射程、黄色はミサイルの射程、赤は艦載機の射程を表す。 |
戦闘も一万隻対一万隻では勝敗が決するまで10ターン以上掛かることも有り、シュバルツシルトとは違い極端な防御率の設定も無いため、戦況に合わせて陣形を変化させながら存分に艦隊戦を堪能することが出来る。
音楽もMIDIを使用した荘厳なBGMが多数用意されており、好みによって曲をかけ替えることも出来る。
欠点の多かったシュバルツシルトEX+に対して、銀英伝Vには殆ど欠点が無いようにも思えるが、不満があるとしたらせめてシナリオ毎にナレーションを付けてくれると嬉しかった。
システムは簡略化されており、自国の経済や政治などには殆ど気を使わなくて良くなっている。
さらに今回は外交が全く意味の無いものとなっている。