このゲームはImfogramsによるホラーアクションアドベンチャーゲーム。Direct3D使用。DEMOサイズ87MB。 このアドベンチャーゲームは往年の名作“Alone in the Dark”の、最新作になります(つまりAITD4)。 元祖AITDと言えば、私が初めて購入したDOS/Vマシン(初代FMVデスクパワーで486SX-50MHz)でプレイした記憶が有ります。 もうあれから6,7年かそれ以上たったのでは無いでしょうか? 今やこのジャンルの定番であるバイオハザードの前身的システムを採用しており、当時3Dアドベンチャー(RPGも)なんて殆ど無かった頃にプレイしたので、とても新鮮だったのを覚えています。 解像度も320x240x256色でポリゴン数も滅茶苦茶少なくテクスチャすら使用していませんでしたが、それなりに良かったですね(笑)。 さて第四作目となるこの最新版AITDですが、バイオにシステムをパクられた事なんかすっかり忘れたのか、今度はまんまバイオになっています。 と言っても大まかな所は元祖AITDから代わっていないのかも(^^; 三作目から随分時間が経ちましたが、グラフィックは時代相応の進歩を遂げています。 しかし640x480x16bit固定ってのは?? また16bitの為か、グラディーションが今一滑らかじゃないのが気になります。 DEMOは初っぱなから暗い雰囲気の屋敷を散策する所から始まり、ちょこっと歩くだけでゾンビイヌが襲いかかってきます。 流石にこの辺りはビビッちゃいます〜(笑)。 この、懐中電灯片手に恐る恐る進むというのは良いですね。怖いです。 DEMO自体はそこから少し進んで下水道を登った所辺りで終わってしまうのが残念ですが、ゲーム自体の雰囲気は良く伝わると思います。 しかしこの短さで87MBってのは一体!? ムービーも沢山入っているわけじゃないのに・・・ と言っても今やISDNやADSL、CATV全盛時代なので落とすのが苦になるサイズでは無いとは思うのですが・・・ 暑い中、少しでも涼しくなりたいという方はプレイしてみて下さい(笑)。 セーブも出来ます。 |
このゲームはUbi Softによるアドベンチャーゲーム。DirectXのみ使用。 このアドベンチャーゲームは往年の名作“MYST”系の、ムービー&静止画で構成されたタイプのソフトです。 “MYST”の場合、確かに制止画部分は非常に美しいかったですが、移動シーンの一部などムービーが使われている所ではかなり荒さが目立ったものです。 しかしこのゲームは、静止画部分とムービー部分が殆どボーダレスに展開し、常に640x480の美しい画面でストーリーが展開していきます。 ムービー部分は更に、強制的な移動シーンとインタラクティブなプレイを行える、QuickTimeVRの様な部分に分けられます。 ゲームとしては、この自在に上下左右360度展望出来るVRシーンにて、カーソルが虫眼鏡や手の形に変わったときにアクションを起こすことによって進展します。 また、このゲームには字幕表示などと言うものはなく、全ての会話がフルボイスで行われます。 その為でしょうか、162MBという大容量のDEMOになっています。 普通は展開すると更に大きなサイズになるものですが、このDEMOに限っては展開後も170MBとあまり変化がありません。 恐らくデータの殆どが既に圧縮済みのムービー部分だからでは無いでしょうか。 DEMO自体は郵便屋と道で出会う所から始まります。 その後、灯台内部へと入るわけですが、終始美しいCGで描かれた世界が滑らかに展開し、品のある音楽と共にプレーヤーをゲームの世界へと誘います。 ゲーム中は電話が登場したり、コンピューター端末が登場したりしますが、それらを動かす為のヒントは全て途中で拾得できる手紙や本の中に記されています。 他にもクリアに特に意味は無いと思われるオブジェクトが至るところにあり、それらをクリックした時のアクションも雰囲気を盛り上げます。 DEMOでは、今にも死んでしまいそうな弱弱なおじいさんが登場し、かなりの間英語でしゃべっています。 電話を掛けてもやはり長々と英語でしゃべっているのですが、英語字幕も無いし当然日本語字幕なんか有りませんので、恐らくおじいさんの会話にクリアのヒントが隠されているのでは無いかと思いつつも、結局意味が解らないのでクリア出来ませんでした(笑)。 私としてはDEMO程度はクリアしてからでないとレビューしたくないのですが、恐らくこのままでは一生クリアできないだろうと思われるので、泣く泣くレビューします(^^; ちなみにこのおじいさん、当然動画で見ることが出来るのですが、このCGがむちゃくちゃ造り込まれており、おじいさんのしわしわから、眉毛の一本一本まで表現されています。 これで、死にそうな感じで息も絶え絶えに、目の前で悶えるように、しかもアップでしゃべられるものだから、結構怖いものを感じます(笑)。 他、このDEMO自体はセーブ、ロードも出来ますし、プレイしていて重いと感じることも無く、またクレジット部分でも美しいイラストと品の良い音楽を楽しむこともでき、良い出来だと思います。 容量の大きさは、内容に合ったものだと思います。 クリア出来なかった事だけが残念なので、もしクリア出来た方はヒントを教えて下さい(^^; |