Access Softwareによる、Direct3D対応ゴルフシミュレーション。 元祖Links386Proから長年のバージョンアップを果たしている、定番ゴルフゲームの最新版である。 流石に最近のソフトらしく、Direct3Dに対応している。 またインターネットでの対戦もサポートしている。 なんとこのDEMOでは、ENTRADA SNOW CANYONというコースを9ホールも回ることができる。 今まで見たゴルフゲームのDEMOでは、せいぜい3ホール前後が主流だったが、9ホールも遊べるとは贅沢なDEMOである。 オプション設定関係も全く手抜きが無く、逆に設定できる項目が多すぎてこちらが戸惑う程だった。 さらにこのゲーム、800x600x16bitから1600x1200x32bitという、かなりの解像度に対応している。 昔からの640x480x8bitを捨て下限を800x600x16bitに、さらに個人で所有しているマシンで実現できる人がどれほど居るか解らない、1600x1200x32bitに対応したゴルフゲームはLinks LS 99が初では無いだろうか(そのお陰でスクリーンショットは800x600になっている)。 また解像度だけでなく、画面の書き込みもかなり素晴らしい。 地面の質感から水面に移る風景、遠くの山々から近くの茂み、そして沢山のギャラリー。 なんと上空には飛行機や飛行船、熱気球まで飛んでいるのである。 あまり高解像度に設定すると、プレーヤーの粗が目立ちすぎるほど周りの景色は細かく美しいのだ。 しかしフルオプションとはいえ解像度に殆ど関係なく、描画に4秒前後待たされるのは残念だ(P2-309+Voodoo2+128MB)。 もっとも待った後には既に描画されているので、描画プロセスを見られるようにしたら少しはストレスも少なくなると思うのだが。 またメイン画面上には様々な場所に設置されたカメラからの映像を配置出来るのだが、この時にはその画面ごとに描画を行うため、かなりの時間(10秒前後)を待たなくてはならなくなる。 細々とパッティングを繰り返す時にこの状態だと、イライラする事間違い無いだろう。 スイング方法に関しては、昔からのタイミング方式の他にマウスでバーチャルスイングを行えるモードも備わっている。 しかしこの時の方法がマウスを横方向へ動かす事により行うものなので、馴れるまで少し時間が掛かるだろう。 もっとも旧来の方式だと、スイングの善し悪しが腕より反射速度に依ってしまうので、この方法の方が馴れれば親しみやすくなると思う。 旧来のクリック式スイングもマウス2クリックと3クリックを選べるようになっているので、馴れている人はこちらが良いだろう。 サウンド面に関しては、ギャラリーのどよめきやショット音など文句はない出来だ。 茂みにボールが落ちたときに、驚いた鳥たちが飛び立つ音まで再現されている。 もっともカップインした時の音が少し寂しいと言えば寂しいが。 しかし実際のゲームに関しては、たまにしかゴルフゲームをしない私にとってはかなり難しく感じた(当然実際のゴルフなんて打ちっ放ししか・・・)。 まずタイミング方式だとゲージの動きがかなり速いため、なかなかクリティカルを出すことが出来ず、またスイング方式だとどうしても曲がって打ってしまう(人間の手の動きを考えれば当たり前だが)。 さらにゲームによっては適切なスイングポイントをゲージに表示してくれている事もあるのだが、Links LS 99の場合基本的にそのクラブの最大飛距離と目標までの距離の関係を自分で調べなくてはならないのだ。 しかもそのクラブの最大飛距離が直ぐに調べられないので、結構面倒なのである。 しかしそれ以外に不満は特に感じなかったし、設定で変更できるものかもしれないので問題は無いだろう。 |
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Microsoftによる、Direct3D対応ゴルフシミュレーション。 元祖はLinks386ProのWindows版の様なソフトで、グラフィックスも結構チープなゲームだったが、この最新版では最高級のグラフィックスを堪能することが出来るようになっている。 しかもゴルフゲームではおそらく初のDirect3D対応で、DEMO版では800x600のレゾリューションでプレイする事ができる。 もっとも木などのオブジェクトグラフィックスは相変わらず2Dなのだが、他のゴルフゲームと違いそれらが近景で大きく描画されても非常に美しいのが特徴だろう。 恐らく元々のグラフィックスが大きく、遠景では縮小しているのだろう、グラフィックスの描画に若干もたつきが有るのは気になるポイントだ。 スイング方法が色々選択できるようだが、昔ながらの伝統的なLinks方式が選択できるのは嬉しいポイントだ。 DEMOでは「Bay Harbor」を3ホールプレイ可能。天候設定などもでき、霧の中でのプレイも堪能できる。 グラフィックスに関しては満足だが、他のソフトと違い環境音の類が少し寂しく感じられた。 ギャラリーや鳥のさえずりなど、これらはもう少し賑やかな方がやる気が増すような気がするのだが。 DEMOなのに、製品版のCDを入れるようにとメッセージが出るのも興ざめだ。 またグラフィックス関係など、一部に少々のバグが見られた。 製品版での改善を期待したい。 |
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Incredible Technologiesによる、ゴルフシミュレーション。 DEMOでは3ホールまで遊べ、4人までの同時プレイが可能になっている(製品版ではネットワーク対戦も可能)。 一人で遊ぶ場合でも、シャドウプレーヤーとして数人が登録されているので、彼らとのプレイを楽しむことが出来るし、自分のプレイをシャドウに登録する事も可能で、レースゲーで言うゴーストカーモードに相当する機能も備わっている。 ゴルフゲームとしては、LINKS系などのシムよりPGA TOUR GOLF系などのアーケード寄りの造りになっており、EASYに設定すれば、殆どただスイングするだけでパーフェクトなプレイをする事が出来る。 スイングのコントロール方法については各ゴルフゲーム色々趣向を凝らしているが、Golden Tee Golfの場合には大凡のスイング方向を決めた後は、全てマウスのスイング次第でコントロールするようになっている。 そのため複雑なメニュー形態が必要無く、ゲーム画面も非常にすっきりした感じに仕上がっているので初めての人でも取っつきやすいソフトとなっている。 オプション画面でマウス感度や難易度、グラフィックス設定を行え、640*480から1024*768の解像度を選択出来き、フォグの掛かり具合も変更可能になっている。 私のマシンでは、流石に1024*768では若干のもたつきが感じられた。 しかし風景などの描画は何れの解像度でも一瞬で終了し、486マシンでLINKS386PROをプレイしていた頃が少し懐かしく感じた。 他にもこのオプションでは、サブウインドウに表示されるショット後のゴルフボールに関する視点を色々変更できる。 中でも興味深かったのは「遙かなるオーガスタ」で好評だった、ゴルフボール視点が有ったことだろう。 もっともこのゲーム自体がDirectDRAWだけで描画しているので、この視点は流石に重く感じられた。 ゲーム中聞こえる環境音やギャラリーのざわめきなども賑やかで、ゲームを盛り上げるのに一役買っているだろう。 全体としてGolden Tee Golfは、グラフィックス、サウンド、スピード、操作性とも好感の持てる仕上がりになっており、特に目立ったフューチャーは無いものの、ゴルフ好きなら万人に進めることが出来るゲームだと言うことが出来る。 欲を言っても、Direct3Dに対応して欲しかったと言う点くらいだろう。 |
Sierraによる、Win95スキーレースゲーム。 ダウンヒルを初めとする5つのスキー競技を6つの著名な山岳コースで行うことの出来るゲームとなっている。 レース時の気候や雪質などの設定も可能で、実在のスキー用品の使用も出来るようになっている。 ゲームは3Dfx(Glide)に対応しており、実際のスキー場と同じような風景を再現させている。 コース脇の樹木や、コースアウト防止の防護ネットの感じが非常にリアルで好感が持てる。 私もスキーにたまに行くことがあるが、まったく違和感を感じることのない操作感だった。 実際に加速するまでスケーティングを行わなければいけなかったときには、思わず笑ってしまった。 スキーをした事のない人は、流石に戸惑うのではないだろうか。 しかし雪がないところでも、ダウンヒルの速度感と恐怖をデスクトップで体験できるのだから面白いものだ。 |
比較的最近出たEAのゴルフゲーム。 当然SVGA、コースは3つ選べるしそのコースの紹介ビデオも見られる。 プロも多数いて、彼らとラウンドを回ることが出来る。 景色も良いし、効果音も凝っている。ただし、その分画面情報量が多いのでメモリーは16MB以上でプレーすべき。 CPUはP100クラスで楽勝。 |
元祖とも言うべき、超ロングセラーのゴルフゲーム。 名前の通り、386の時代に設計されたモノであるがSVGAを採用、上のような最新のゴルフゲームにも劣らない綺麗な画面である。 コース集も多数発売。 効果音もリアル、蛙の声、観衆の歓声も聞こえる。 ゴルフゲームはlinks 386 Proの時点で、既に完成していたのかも知れない。 当然486/66クラスなら楽勝である。メモリーも8MBで十分。 |