SEGAによるWindows対応ラリーカーレースゲーム。 SEGA RALLY CHAMPIONSHIP 2 FOR PCはその名の通り、現在アーケードで大好評のSEGA RALLY CHAMPIONSHIP 2のPC版となります。 ゲーム中では、砂漠を含めて7つ以上の路面状態、刻々と変化する天候、4つのシーズンの厳しさ(降雪等)などが体験可能です。 この天候に関しては、例えば雨は降り続けると道路上に水たまりを作り出しドライビングスピードに影響を与るし、 雪も降り続けると路面に積もり、段々車体が横滑りしやすくなると言った具合に、より自然を再現するように造られています。 また突然のジャンプやヘアピン、水たまりなどがコースをエキサイティングなものにしています。 オリジナルのアーケード筐体は篠塚選手も絶賛していたほどの完成度だったので、是非ともPC版もリキ入れて造って頂きたいものです。 出来ればサイドブレーキのフューチャーも盛り込んで欲しい・・・ また、MMXには対応するでしょうが、Glideや3Dnow!にも是非対応して貰いたいですね。 とにかく、最初にDirectDRAW版を出してD3Dパッチを後から出すという、DAYTONA USA EvoやSTCCで使い古されたアコギな手法だけは、“絶対に”止めて貰いたいです。 はっきり言って、今度このSR2PCでその手を使われたら、SEGA PCに関する信頼は地に落ちると思います(既にDAYTONA EVOで地に落ちた?)。 このゲームは1998年の秋に出荷される予定です。 ゲームの特徴
システム必要条件(括弧内は予想される要求スペック) OS:Windows95以上(DirectXは6以上?) CPU:Pentium 133、AMD K5 133、Cyrix 6X86 133 もしくはそれ以上 (Voodoo2等を使用した場合でもP2-266以上) CD-ROM:2倍速以上 (16倍速以上。速ければ速いほど、さらにBGMがCD-DAで有ることを考慮するとSCSIがベスト) MEMORY:16MB以上 (SRでの快適ラインが32MBだったことから、64MB以上) VGA:SVGA、256色 (マジで256!?最低で65000色対応にして貰いたい) SOUND:Sound Blaster 16 もしくは互換音源 (Direct SOUND対応) 周辺機器サポート:Windows 95 コンパチブルのハンドル&ペダル、ジョイスティック、 パッド 追加サポート:Direct3D、Force Feed Back (またもや初期状態ではD3Dに未対応!?) −追加− SEGA-UKで公開された新しいスクリーンショットですが、以前のDD描画かと思わせる荒い画質と違い、今回はかなり良くなっています。 光の具合とかから見ると、どうやらD3Dでの描画の様ですね。 ACでは見られなかった仕様のWRCカーも見て取れます。 これなら結構期待できそうですね。 ところで明るい風景が一つも無いのには何か訳が有るのかな?(^^; なんか心配。 しかしAC版と違い、PC版は名前はSR2でも中身はオリジナルの雰囲気が有ります。 まあ、面白ければなんだって良いんですが。 海外が開発に携わっているとなると、仕上がりも期待できそうです。 ACでは久々に散財したハマリゲーだったので、家でのハンドル走行が楽しみですね。 |
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■ Ultim@te Race Rally KalistoによるPowerVR PCX2対応、カーレースゲーム。 Ultim@te Race Rallyは、好評だったUltim@te Race Proと同系列のシステムを使用しながら、更に進化させたグラフィックスエンジンを搭載したラリーレースゲームで1998年後期の発売を予定されている。 残念ながら現時点ではPowerVR以外の3Dカードの対応は表明されていないが、Ultim@te Race Rally ProとしてGlide対応になることを切に望みたい。 ゲーム内容は4つの挑戦的なサーキットにチャレンジするもので、ターマックとラフロードのスカンジナビアの森を走行するギリシャ、黄土色の砂漠が特徴のアフリカ、アルプスの雪に覆われた山の合間を縫って走るヨーロッパの各コースが備わっている。 コース数は少ないが、各コースともコース長が比較的長く(6-9 km )景観も美しいサーキットとなっている。 地面も平坦ではなく、様々な形のくぼみや障害物が用意されておりスリリングなレース展開を楽しむことが可能である。 またレースもラフな走りを特徴とするもので、コース外でもバリバリに走行可能のうえ、コーナーリングもサイドブレーキ使いまくりのアグレッシブな走行が堪能可能になっている。 |
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Syneticによる3Dカーレースゲーム。 対応する3DカードはVoodoo、Voodoo2、Direct3D汎用、ATI Rage Pro, nVidia Riva 128, PowerVR、Permedia2、Verite V2200、Revolution 3Dという、数多くの3Dカード専用起動モードを持っている。 それぞれのカードのオーナーにとっては、非常に有り難いのでは無いだろうか? またこのDEMOは選択できる車種やコースも比較的に多い。 LargeDEMOではAustralia、 Arizona、 Melbourne(F1 tracks)の3コース、McLaren F1 LM、 Jaguar E-Type、Fiat 500 Topolinoの3車種を選択できる。 さらに製品版では非常に多くのコースと車種を選択でき、特に選択できる車種数ではTest Drive 4も越えている感じがする。 トラックから小型車等の一般車の他に、F40やVIPERなど非常に幅広い分野の車を選択できるのは面白い。 さすがにこれ程の車種を扱っているために、車種毎のインテリアが必要なドライバーズ視点は省かれている(笑) 選択できる視点は、全画面、ボンネット、追尾の3視点だけだ。 しかし最近のゲームで省かれがちなルームミラーを、キー一発で装備できるのは評価できる。 他にもフレームレートを表示するキーや、コースを大幅に外れた場合一発で元のコースに復帰できるキーが備わっている。 これは裏返せば何処でも走れるって事であり、これ程正規のルート以外を自由に走行できるゲームも滅多に無いだろう。 オフロードに入れば振動が画面に伝わる感じも良い。 エンジン音も全車種、異なるものが用意されている。 コントローラーもキーボード、マウス、ジョイスティック、パッドから選べ、ゲーム中もこれまたキー一発で変更可能である。 しかしそれぞれのコンフィグが出来ないのはちょっとマイナスか(DEMOのみの制限か?)。 一番ゲームに不利だと思われるDirect3D汎用モードを選択しても、グラフィックスは非常に綺麗でしかも高速だ。 町中など重いシーンでたまに30fpsを切る以外は、殆ど50fps前後をキープしている。70fpsを越えることも有る程だ。 またレンズフレアがこれ程美しいソフトは他にはF1RS位だろう。 グラフィックスに関しての文句は全くない(50枚近くスクリーンショットを取ったが、どれもとても綺麗で全て掲載したかった程)。 車のモデリングもかなり良く出来ている。 例えばタイヤ等、今まで見たことがないくらい細かく造られている。 しかし何となく思ったのだが、もしかしてN.I.C.E. 2はRed Line Racerと同じグラフィックスエンジンを使用しているのでは無いだろうか? グラフィックスの質感もそっくりだし、D3Dモードでも非常に高フレームレートを出す点などかなり似通っている(コースの自由度が高い点も・・・)。 さらに運転感覚までN.I.C.E. 2とRedLineRacerは、そっくりなのだ(笑)。 TTCCやURP程にはグリップ感を感じないが、Test Drive 4やNFS2よりは断然良い。 しかしTTCCやURPに比べてタイヤがグリップしすぎるので、もう少しタイヤの限界は低めの方がコントロールし易いだろう。 もしくはサイドブレーキが有れば良いのだが。 このN.I.C.E. 2は、友達とわいわい言いながら遊んだりするようなコンシュマーライクな遊び方をするのに向いているだろう(TTCCは一人でやり込むのに向いている)。 ちなみにこのDEMOはドイツ語版のため、ドイツ語が解る人以外は英語のReadmeをダウンロードした方が良いと思う。 しかし3車種、3コースが選べ、更に時間制限無しで5周も走れるなんて、殆ど製品版の半分近く遊べるのでは無いだろうか!? Syneticの懐の広さに感謝したい。 遊べるDEMOをお探しの方にこのDEMOをお勧めしたいものである。 |
こういう所も走れたりします(笑) |
−Version3 DEMO− 沢山遊べてナイス!という、N.I.C.E. 2 DEMOの評判に気をよくしたのかどうだか解らないが、Syneticがまたもや新バージョンDEMOをリリース(笑) このDEMOでは、前回からのAustralia、 Arizona、 Melbourne(F1 tracks)に加えEgyptian Dust Rallyの4コース、車はMcLaren F1 LMに加え、新たにVENOM VIPER GTS、CITROEN 2CV、ASTON MARTIN DB5の4車種を選択できる。 コース的にはScreamer2のエジプトコースを彷彿とさせるが、比較的に簡単なコースで変なトラップなども無いありきたりのコース。 相変わらず周囲のオブジェクトやテクスチャーは細かいところまで造り込まれ、Screaer2とは比較にならない綺麗さなのだが、走っていてスリリングでも壮快でも無いのは全く変わっていない。 DEMOですらこれだけ手の込んだソフトをリリースするのだから、もうちょっとSyneticには走りの根本的なところを改善して貰いたいものである。 “欽ちゃんのどこまでやるの”じゃないが、一体SyneticはどこまでDEMOでサービスするつもりなのだろうか(笑) DEMOは製品版の販売促進の為にリリースするものだと思うが、これではDEMOだけで満足する人が多数居そうである。 まあ、取り敢えず“ごちそうさま”ということで・・・ |
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−BreakNeck DEMO− 1st Update 990608 このページの以前からの読者ならお世話になったであろう、SyneticのN.I.C.E. 2が再び帰ってきた! しかも今回は名前をBreakNeckに変え、バトルモードを搭載しての登場だ。 遂に色物へ走ったかSynetic・・・(笑)。 以前のDEMOでは実車を選べたのだが、今回は仮想の車を4種類(スポーツタイプからクラッシックまで) から選択できる。 カラーもスポンサー名から変更することが可能だ。 車体モデリングはなかなかの物だ。 コースは最初のDEMOと同じコースを5周、時間無制限で走行可能だ。 他の画面要素もほぼ最初のDEMOと同じだと思って構わないだろう(新しくダメージ表示が加わったが)。 しかし一年近く(以上?)前と同じゲームを良くもまあ、再度リリースしたものだ・・・ と、思いながら走ってみたのだが、流石に年月が経ているだけ有り、これまでのDEMOで不満だった走行感が随分良くなっている。 車体はコントローラーからの入力にキビキビと反応するし、路面グリップ感も悪くない。 スピード感は相変わらず有るしこれは良い感じだ。 メニュー類も以前より格段に充実し、オプション設定が色々行えるようになっている。 これも新しくなって評価できるポイントだ。 しかし今回はスピード感が増すと同時に、路肩の障害物により引っかかりやすくなってしまった。 どんなにスピードを出していても障害物にぶつかった瞬間、速度が0になるため、対戦などではかなりイライラさせられる事が予想される(これはMHも同じだったか)。 さらにブレーキを押し続けるとバックするような仕組みではないため、これも障害物に引っかかったときにストレスを増し加える要因になっている。 さてリニューアルして加わったバトルシステムだが、これは他のゲームでも良くある様に、車体に装備された装置(ミサイル、マイン、オイル、ネイル他多数)を使い、他車を攻撃するものだ。 まあAIカー相手にバトルしても面白くないので、これはマルチプレイでの面白さを増し加えるものとして考えた方が良いだろう。 しかし遠くで自分の仕掛けたオイル等に多車が引っかかる音が聞こえるのは楽しいが、オイルの噴出音がかなり下品な気がするのは気のせいか(笑)。 グラフィックス面では前作の良い点そのままで変わりは無い。 オブジェクトの質感も滑らかで、相変わらずレンズフレアが美しい。 動作も非常に高速で、全く申し分なし。 今回も結構遊べるので、以前のDEMOにとっくに飽きた諸氏もまたプレイしてみては如何(笑)。 |
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MicrosoftによるGlide、Direct3D対応、カーレースゲーム。 Microsoftのレースゲーム、Monster Truck Madnessの最新バージョンである。 前作では巨大D3Dベンチマークだの散々言われてきたが、どうやらMTM2ではかなりMTMの欠点が改善されているようだ。 まずGlideに対応したのは大きな進歩だろう。 またDirect3Dモードでも、前作に比較にならないくらいのポリゴンを使用しながら、高速な描画を保っている。 前作では段ボール箱にタイヤを付けたようなモデリングだったがMTM2では滑らかな車体になり、ささやかながら光源処理まで施されている。 サスペンションなどの描写もかなり細かくなっている。 見た感じ、画面のクオリティはUltim@te Pro RACEと同等かそれ以上を誇り、しかもUltim@te Pro RACEより格段に早く動作するのは驚くべき事だろう(D3D)。 気候変化や時間の表現も多彩になっており、朝〜夜、晴れ〜嵐、雪などが選択可能だ。 DEMOステージのFarmroad 29には列車も走っており、コース中で踏切での横断待ちまで設定されている芸の細かさもある。 もちろん列車に突っ込む事も可能だが、Monster Truckと言えども結末は目に見えているだろう(笑) 他にも牛が歩いているし、上空には飛行船も飛んでおり、車体はぶつけた箇所が段々ひしゃげてくる。 また、恐らくコースでハマッた時のためだろう。自車をヘリや飛竜にピックアップして貰うコマンドも追加されている。 このように前作から格段の進歩を遂げたMTM2だが、結局の所ゲーム内容は前作から全く変わるところは無い。 だから当然前作を面白く感じなかった人は、MTM2も面白いとは感じないだろう。 しかし前作にはまった人は、格段に進歩したMTM2を大いに楽しむことが出来るだろう。 私個人としては、MTMのどこでも走れる感覚は面白いと思うのだが、今一スピード感を感じないし、走行感覚のアバウトさにも馴染むことが出来ない。 車体のいかにもアメリカンと言った感じも、あまり好みでは無いのだ(^^; ちなみに、なぜか私の環境ではハンドル(F-T2)での動作が不可能だった。 キャリブレートは上手くいくのだが、なぜかレースが開始するとうんともすんとも言わなくなる。 もっとも、これは私の環境だけで起こる問題かもしれないのだが。 |
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EliteによるD3D対応、3Dカーレースゲーム。 平気で50MB、100MBといったヘビー級サイズのDEMOが横行し、20MB前後のDEMOなら小さいとすら感じてしまう今日、5MBにも満たないこのDEMOは一体何者なのか!? て言うか、こんなに小さいサイズだとDEMOとしては全く期待しなくなっているのもまた事実。 案の定、内容は大したことの無いDEMOだったが、20MBもDLしながら数分しか遊べないDEMOよりは良心的か・・・? まあ戯言はさておき、これはTouringCar系のゲームです。 TouringCar系と言うとSTCCやTTCCが有名ですが、この系統にはあまりまともな(一般受けしない)ゲームが無いような気がしますね。 個人的には、グラツーが早くPCに移植されることを期待するばかりです。 国内のメーカーはバカに(SEGA・・・)されやすいですが、やっぱ造り込みの細かさでは海外勢は太刀打ち出来ませんからね〜 Super TouringのグラフィックスはTTCCよりは綺麗で車体の反射光の表現もなかなかですし、車内が見えるのも珍しいと思います。 普通は適当なテクスチャを張って誤魔化しますからね。 しかし綺麗なグラフィックスのお陰でしょうか、今までプレイした3D対応レース物の中では一番重く感じられます。 恐らく15〜20fps程しか出ていないのでは?(P55C-206+Voodoo) 肝心の走行感は、まあまずまずと言った感じで恐らくハンドルでプレイすれば結構リアルな感じなんじゃないかな?と言ったところです。 しかしDEMOはキーボードオンリーなので、確認する術はありません(^^; DEMOを触った感じ、メニュー体系は今一練られていない感じがします。 メニューを呼び出せば、バックミラーを表示させたりカメラ視点を切り替えたり、カメラモードを切り替えたり出来て、なかなか細かいところまで設定できて良いのですが、 それらをキー一発で変更できないところは欠点ですね。 全体的に素人っぽさが漂う造りになっているのが、このソフトの特徴でしょう。 サイドブレーキが有ったり、好感が持てるポイントも結構有るんですが・・・ |
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