ゲームタイトル GIANTS: CITIZEN KABUTO DEMO 1st Update 010522
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対応API Direct3D | ||
推奨スペック PentiumII 450MHz/128MB-RAM/VRAM16MB テストスペック PentiumIII 800MHz/383MB-RAM/Spectra7400-GeForce32MB | ||
Site imagineer | ||
☆ゲーム内容 昨年公開され話題になった3DアクションゲームGIANTS: CITIZEN KABUTO。 今年になって日本語版デモが二本、イマジニアからリリースされたのでプレイする事にした。 国内版デモにはメッカリンバージョン、シーリーパーバージョンが有り、それぞれメッカリンとシーリーパーという種族を操ってゲームを行うことになる。 私がこのゲームをプレイ前から敬遠していた理由の一つに、理解しがたい世界感が有った。 公開されているスクリーンショットでは訳の解らないETみたいな気色の悪い生き物、半魚人みたいなやつ、人型ながらどうみても人間じゃないやつ(笑)。 もう間違いなく洋ゲーにありがちな訳の解らないゲームに違いない! と思っていたのだが、まあ多少?ぶっ飛んだところは有るものの、ゲーム自体は普通の3Dアクションゲームで、変なキャラクターに拒絶反応を起こさなければゲーム自体は面白いという事を伝えたい(笑)。 ☆シーリーパー それで実際にまずシーリーパー(半魚人)の方をプレイしてみた。 ストーリー的にはシーリーパー族の女の子デルフィがスマーティーと呼ばれるETっぽい変な種族のおっさんの元で修行をしている様なシチュエーションで、この師匠から出される命題をクリアする事でさまざまなスペルを覚えていくというもの。 例えばスマーティーを連れてこいというものだと、そいつがいるステージに入って自分に襲いかかるリーパーガード(一つ目の兵士)やリッパー(地中から出てくる怪物)と戦いながらステージ奥に捉えられているスマーティーを捕まえて、また師匠の元に戻れば良い。 装備は剣や弓で、覚えればスペルも唱えることができる。 また半魚人だけに水中を素早く移動したり、水中で体力を回復したりという事もできるのがメリット。 ☆メッカリン メッカリンの方は仲間を捜しているようだが、その居所を探すためにスマーティーから情報を聞き出そうとするも、わがままなスマーティーに振り回される事になる。 腹が減っているから肉をもってこいだの、持っていってやれば生肉はイヤだから焼いてこい(女房を連れてこい)など、わがままを聞くことからゲームが始まる。 メッカリンの方も敵は共通だが、装備は近代的でハンドガン、RPG、マシンガンと言った装備をもっていてジェットパックで空中移動もできる。 また仲間と一緒に行動しているのも特徴で、この仲間をグラディウスでいうオプションの様な感じで使うことができる。 ちなみに仲間はやられてもしばらくすると復活する。 ☆総評 どちらもデモとしては結構遊ぶ事ができ、ストーリーも垣間見ることができる。 デモをプレイするまで、まさかこんなにギャグ色満載なものだとは思わなかった(^^; また完全日本語版なのでプレイに不自由することもない。 グラフィックスは派手目の色彩でバンプマップもソフトウエア的に行うことができるようだ。 1024x768x32bitでもかなり滑らかに動いたのには関心する。 スクリーンショットで画面を一瞬見ただけでもPC的洋ゲーという事が解るとおり、PS2などの国内コンシューマゲームに見られるような繊細な3Dグラフィックは望められない。 やはり大味という印象は拭えないだろう。 といっても流石PCゲーだけありマウス+キーボードの操作性は抜群で、これをコンシューマのパッドでやりたいとは思わなかった。 製品版はCD二枚組の大作らしいが、デモも二本合わせて205MBという大作クラス。 しかしデモといっても手抜きはしていないので、製品版を買おうかどうか迷っている人、または十分遊べるデモは無いかと探している人は落とす価値があるだろう。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル Delta Force 3: Land Warrior 1st Update 001228
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対応API Direct3D | ||
必要スペック -- テストスペック PentiumIII 800MHz/383MB-RAM/Spectra7400-GeForce32MB | ||
Site Novalogic | ||
☆ゲーム内容 製品版も購入しましたが、とりあえずDEMOの感想をショートレビューから抜粋します。 Delta Force: Land Warrior DEMO Novalogicのレンジャー系アクション&シムDelta Forceの最新作。 今までは独自の地表描画エンジンであるVoxelSpace系を使用していたが、今回はオールポリゴンだ。 お陰で高解像度にも対応し軽い。広大な砂漠やピラミッド内部の表現も美しい。 しかし相変わらずどこか独自色を感じさせるのが流石Novalogic。 難易度は結構高いが、何度もプレイできる面白さもある。5回以上プレイしてやっとクリアできた(笑)。 という訳です。 □製品版インプレッション 私が購入した製品版はマイクロマウスの国内版で、この会社が取り扱うという事からいつもの通り完全マニュアル和訳と、ミッション内容完全和訳が付属してます。 お陰で英語が苦手な私でもプレイにまったく支障は無くクリアできましたが、できればゲーム中の無線でのやり取りも理解できたら良いなと思いました。 この為には私のヒアリング能力が現在より500%以上向上するか、完全日本語版をどこかで作っていただくしか無いですね(笑)。 さて製品版でのミッションですが、DEMOの数十倍多彩です。 プレイの対象なるマップも各国に散らばっており、流石国際的に活躍するデルタフォースだという印象です。 印象的だったのが日本のミッションでしょうか。 山に囲まれた地形の中に突然日本家屋というより外人が描く“城”みたいなものが出てきたときには驚きました。 うーん、こんな建物は日本中探しても無いだろうな(^^; けど畳の表現とかガラスでできた障子、日本庭園は良い感じかもしれません(笑)。 流石に忍者や相撲取りは出てきませんでした。 他、南の島とかロシア領内とかエジプトとか様々な場所で多彩なミッションをこなすわけで、プレイする上で飽きるという事は有りませんでした。 しかしミッション内容は様々なミッションゴールが用意されているものの、結局殆どが敵の猛攻に合いながらひたすら侵攻するという感じでした。 一部例外のミッションも一つ二つありましたが、大抵は時間を掛けながらゆっくり侵攻すればOKでした、 ただ今までプレイしたSWATものとかスパイものと異なり、何分デルタフォースですからこういうミッション内容で当然なのかもしれません。 何てったって、標準装備でバズーカーとか有りますしね(毎回持参... これじゃ隠密行動なんてできまへん。 またこのゲームの特徴はDEMOでも解るとおり、広大な活動区域です。 これ程長距離を移動する(しかも徒歩!)ゲームは今までこのシリーズ以外無かったような気がしますね。 プレイしていて何度も倍速移動モードが欲しくなってしまいました(勝手に歩行モードは有ります)。 その為と言いますが、地形描写はコマンチ譲りの描画を誇っていました。 確か今作はオールポリゴンになっているハズなのですが、どうもこの地形はポリゴンというよりボクセルスペース的です。 ポリゴン地形なみに軽く動く上に、ボクセルスペース風な微妙な地形の隆起が表現されていてとても良いのですが、ヘリで高速移動しながら地形を見ていると、まるで血管が地下で蠢いているみたいに地形がピクピク脈打つので気持ち悪いです(笑)。 屋内ミッションも有るわけですが、なんかスケール感がおかしいというかリアル感に欠けるような印象を受けました。 ピラミッド内部とか地下トンネルとかなると別に違和感は感じないのですが・・・ 建物表現にいわゆる精細さに欠けているという感じですね。いわゆる大ざっぱ(Novalogicらしい)。 もっともこのゲーム自体がSWATものの様に屋内メインではなく、広大なエリアを使って山岳や海、湖畔等主に屋外での対テロリスト戦をシミュレートしているので、DF3自体の魅力が損なわれているとは思いません。 “要”改良といった感じでしょうか。 しかし改良が必要と感じたのは他にも有ります。 それはAI! 敵味方問わずAIがヘッポコすぎないかっ!? これはAIが柔だとかそういうレベルでは無いのです。 どちらかと言えば挙動不審というか(笑)。 こちらとの間に遮蔽物が有るというのにひたすら撃ちまくるAI、池の中で引っかかって出てこないAI(なぜ水の中で生きられる?)、目の前に居るというのになぜか反応しないAI(音で反応するのか視界で反応するのか・・・)etc... 一見単純に行動するかと思うと意味不明にぐるぐる走り回ったり、IGIのAIのあまりの賢さに触れた後だけに、よけい格差を感じてしまう状態です。 ヘッポコAIを搭載しているのは味方も同じなので、味方が役に立った事はあまりありません・・・(爆)。 また装備も非常に多彩なのがこのゲームの売りでして、実在する多種多様な装備を何と最初から制限無くミッションに持ち出す事が可能なのです。 しかし爆破ミッションだろうとインターセプトミッションだろうと、要人奪回ミッションだろうと結局OICW一つで事足りたのには驚きました。 ヘリすらもOICWで落とせますし、高精度狙撃も可能ですし、ハンドグレネードの代役もOICWでできますし、サイレンサーが必要なミッションは有りませんでしたし、お陰でMP5SD3もPSG1も無反動砲もクレイモアも必須という場面には出くわしませんでした。 しかしよく考えるとランドウォーリア計画とOICWは密接に関わっているので、このゲームはOICWの有効性を示した良いソフトだと言う事に成るわけですね!(ォ 後、個性豊かな5人の特性の違うキャラクターを使い分けでミッションを遂行せよ!とかパッケージに書いてありましたが、クリアするまで何も考えずにピットブルだけ使っていました(爆)。 キャラ選択、これはおまけ要素の印象です。 他、特徴というと29ものミッションを内包しているという事と、その全てが作戦行動中にセーブ、ロードが可能という事です。 今までこの手のゲームで、作戦行動中のセーブ、ロードが自由にできるものに出会ったことが無かっただけに新鮮な驚きでした。 しかし変なAIのために変にシビアな所がある当ソフトだけに、これはとても有り難かったです。 例えばかなりの距離を歩いていてやっと目的地付近に到着。 なのに不可解な攻撃を受けGAMEOVER。 これを何度も繰り返せば普通なら切れる所ですが、このゲームの場合こまめにセーブしておけば、またリプレイできるので安心です(笑)。 また敵味方全てを地上地下問わず映し出すレーダーが標準装備なのも凄いですね。 こういう点から、デルタフォース3ランドウォーリアというソフトは、IGIやSWAT3、RAINBOWSIXなどとはまったくプレイ感が異なる独自の形態を持つゲームで有ることは明白です。 その為に散々欠点を挙げてしまったものの、私はこのソフトが気に入っています(笑)。 このソフトの場合あまり固定観念を持たずにプレイする事が大切ですね。 −評価−
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−スクリーンショット− |