ゲームタイトル Mission Field Intruder 3rd 1st Update 001209
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対応API DD | ||
必要スペック -- テストスペック PentiumIII 800MHz/383MB-RAM/Spectra7400-GeForce32MB | ||
Site FANCY | ||
☆ゲーム内容 国産フリーソフトのアクションアドベンチャーゲーム。 このゲームはフリーソフトの形を取ってはいますが、市販ソフトレベルの大作となっています。 ゲームの内容は大型ロボットによる犯罪が多発する近未来、それらの犯罪に対処すべく設立されたJGF第一中隊の大尉として働くことになります。 もしかしてこの雰囲気はパトレ○バー?と思ってプレイしたのですが、まったく別物でしたので安心しました(^^; ゲームは疑似3Dシューティングのアクションパートとアドベンチャーパートに別れています。 作者はシューティング部分をメインとしているようですが、実際プレイした感じADVパートの方がかなり大作といった印象です(^^; ゲーム中の登場キャラ総勢18名、主人公以外の全てのキャラはフルボイス、回数分岐によるマルチエンディング、オートセーブ機能搭載、MIDIによる綺麗なBGMと市販ソフトも真っ青の出来で、どうやってフリーソフトでここまでできるのか不思議なくらいです。 それだけに容量も国産フリーソフトの中では最大級です。 ADVパートはいわゆる国産ゲーを象徴するかのようなアニ系キャラてんこ盛りで、洋ゲーのTOMBRAIDERやFAKK2等の濃い女性に慣れている人には逆に辛いものが有るかもしれません(^^; しかし98やTOWNS等で昔からこれ系のゲームに慣れている人からみれば、つぼを付いたキャラクターや手抜き無く書き込まれている背景に高い評価を下すことでしょう。 こんな感じで本当に凄いと思えるソフトなのですが、欠点も抱えています。 まず特定の環境でフリーズしてしまう現象。 これは音声に起因しており、私の環境でも最初にキャラが話す所で止まってしまうという現象が起きます。 残念ながら最新パッチでも今だ直っていないようです。 お陰でこのソフトの売りのフルボイスを堪能出来ず悲しい限りです(笑)。 また洋ゲーでは当たり前のフルスクリーン&マウスオペレーションがサポートされていない事。 通常1152x864という解像度を常用しているので、このゲームをプレイする時だけは800x600まで解像度を落としてやる必要が有ります(640x480だとはみ出す・・・)。 そうでなければ小さいゲーム画面を注視しなければならなくなります。 更にシューティング部分の造りが10年程前のレベルに近いものが有ること。 逆に、昔こんな感じのゲームを遊んだなーと懐かしくなる程です(^^; 操作体系も移動系が洋ゲーと異なりまとまっていないため苦しいものが有ります。 方向キーが水平移動でz,cキーで方向転換というのは作者の苦肉の策なのかもしれませんが、どうもちぐはぐに自機をコントロールしてしまいがちです。 もっともこれは海外FPSゲームに慣れすぎたのが要因かもしれません(大抵はWSADで水平と前後移動でマウスで方向決定する)。 しばらくプレイすれば慣れるレベルとも言えます。 しかし90度単位でしか方向転換できない(周囲の位置を掴みにくい)、一マス単位でしか移動できない、プレイ画面が小さすぎるというのは・・・ この方式では純粋にシューティングを楽しめるとは言い難い印象です。 やはりこのゲームの売りはADVパートだと(爆)。 この部分は本当に脱帽です。 ですから一刻も早く音声トラブルに対処して頂きたいと願っています。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル METAL GEAR SOLID DEMO 1st Update 001009
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対応API Direct3D | ||
必要スペック Pentium 233MHz/32MB-RAM テストスペック PentiumIII 600MHz/128MB-RAM/Spectra7400-GeForce32MB | ||
Site Konami | ||
☆ゲーム内容 説明の必要も無いくらいの、有名なPS3Dアクションゲームからの移植作。 インストーラーからして格好いいのは流石。インストール中もBGMが流れている。 初期画面をみると基本的にPS互換のように感じるが、オプション類は一般的で1024x768まで選択できる。 実際のプレイ画面を見ても、やはり基本データがPSで有ることを感じさせてしまうものとなっている。 ポリゴンだけは高解像度になっているものの、ハイポリゴンになっているわけでは無いし、テクスチャデータ等2Dデータの解像度もPS版の流用でかなり荒い。 スネークの顔さえはっきり描かれていないのは残念(笑)。 ゲーム内容はPS版と同じで、敵陣に単体で突入しバリバリ撃ちまくるという既存のアクションゲームとは異なり、隠密行動主体という特殊工作員的な内容となっている。 個人的にはCapcomのBIOやDinoシリーズよりはMGSの方が雰囲気は好きだ。 面白いと感じたのは、監視カメラや警備員の視点範囲がレーダーで表示され、それに引っかからないように行動するのはもちろんの事、雪面に残された足跡が見つかると警戒されたり、逆にワザともの音を立てて警備を引きつけたり、ジャマーを使用して監視カメラを一時使用不能にする点だ。 また警戒レベルが表示されるのも面白い。 警戒レベルが下がるまで逃げ回る(笑)。 基本視点は3rdPersonだが、任意に1stPersonに切り替えできる。 だが1stPerson視点では移動が出来ないのが面倒に感じた。 また基本操作がスネークを中心としたもの(つまりスネークの前進が常に上キー)ではなく、画面を中心に操作するもの(上キーは画面上方への移動)という点には今一違和感を感じた。 この辺り一般的な洋ゲーと異なるので、PCゲームユーザーには慣れが必要だろう。 DEMOでは搬入用ドック→ヘリポート→戦車格納庫→独房までのシナリオをプレイできる。 ゲームエンジンを使用したシネマライクな演出はゲームを盛り上げる。 ここでもっと(PS2用MGS2の様に)グラフィックスがリアルなら、さらに良い感じなのだろうが(^^; 基本的にMGS-PC版はPS版と内容に変わりがない。 それなので、PS版をプレイしてはいないがMGSには興味が有るという人にはお勧めできるが、既にPS版をクリアした人が再度PC版を購入する意義が有るかどうかは疑問に思える。 そういう人は素直にPS2でMGS2をプレイした方が良いかもしれない(笑)。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル In Cold Blood DEMO 1st Update 000929
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対応API Direct3D | ||
必要スペック Pentium 2-233MHz/D3D-card/32MB-RAM テストスペック PentiumIII 600MHz/128MB-RAM/Spectra7400-GeForce32MB | ||
Site Revolution Software | ||
☆ゲーム内容 ゲームシステム的にはバイオハザード系の俯瞰(視点固定)タイプアクションゲームです。 この手のゲームは一般的なフル3Dゲームと異なり、背景がリアルで美しいという特徴が有りますが、このゲームも背景は予めレンダリングされたものなので、とても綺麗でリアルなものとなっています。 ただ解像度が640x480x16bitで固定のため、今時のゲームとしては見た目に荒いという欠点も有ります。 またこのDEMOには今となっては珍しい、ゲームエンジンを使用しないCGによるムービーが備わっており、これによりゲームが始まる前の状況を知ることができます。 このムービーではロシアの某所、雪の中で監視をしている主人公に巨大なロードトレーラー(タイヤだけでも身長の数倍)が迫ってきて、慌てて主人公が横飛びで逃げ、その後スパイ映画さながらのアイテムを使いロードトレーラーに乗り込む、という映画007バリのアクションを見せてくれ、こういうの個人的に好きな私は大いに気分がのってしまいます(笑)。 実際のゲームはバイオ系という事で操作は簡単です。 キーも方向とアイテム選択等、少々しか使用しません。 しかし主人公が障害物に当たると勝手に明後日の方向にターンしてしまう事が有り、今一思う通りに操作できない印象が有るのが残念です。 このため何度か逃げ損ねて死んでしまいました。 しかし演出としては約30秒毎に巡回しているガードロボに頭を悩ませたり(無効化できる)、レーザーでガードされたドアを解除する方法を探したり、アイテムを探したりNPCと会話したり、各所に備わっている端末から情報を引き出したりと、なかなか良い感じだと思いました。 謎解きもDEMOの範囲ではそれ程難しい物はなく、このゲームの雰囲気も大好きなので日本語化されたら欲しいかも・・・と思ってしまいました(笑)。 しかしメジャーなタイトルじゃなさそうなので、それは期待薄ですかね・・・ DEMOながらセーブは沢山できますし、ロードやオプション設定も自由にできるのでお勧めです。 フル3Dのアクションゲームも良いですが、3D酔いとは無縁で雰囲気の良いこういうゲームもたまにはどうでしょうか。 −評価−
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−スクリーンショット− |