ゲームタイトル IDINALOQ - イディナローク 1st Update 000916
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対応API Direct3D | ||
必要スペック Pentium 300MHz/D3D-card/64MB-RAM テストスペック PentiumIII 600MHz/128MB-RAM/Spectra7400-Geforce256-32MB | ||
Site Namikaze Project | ||
☆ゲーム内容 “綾波・・・レイ!?” プレイしていて思わず口走った。そんなソフトです(笑)。 基本は縦スクロールシューティングなのですが、オブジェクトが全てDirect3Dで描かれており、それらが巨大なボスキャラ含めて縦横無尽に画面に展開し自機を攻撃してきます。 ストーリーはSF仕立てで、プレイヤーは特徴の異なる機体を駆る4人のパイロットのうち一人になり、 地球の存亡をかけて戦います。 パイロット(女の子)は性格がそれぞれあり、シーン毎に声優さんの演技も合わせてストーリを盛り上げてくれます。 で、冒頭のセリフはその中の一人でプレイしていて思わず口にしたものです(笑)。 機体は種類毎に装備が異なり、それぞれが拡散or集中タイプのメインウエポンに後方サブウエポン、サイドサブウエポンを搭載しています。 このシューティングゲーム最大の特徴は、左右のグラビティシールドを前方へ配置することにより敵の弾幕を回避、防御することができる事。 さらに攻撃を防御し続けるとグラビトンゲージが上がり、ゲージが最大になると強力なグラビティレーザーを発射可能で有ることです。 これでボス戦の時などに一気に形勢を逆転する事が可能になっています。 この特徴は各機体によって使い方が変わってきます。 中にはメインウエポンは強力なのにグラビティレーザーを発射するのには時間が掛かる機体や、逆にメインは中程度の威力だが、グラビティレーザーの充填速度はかなり速い機体も有ります。当然バランス型も居ます。 機体毎のシールド再起動までの時間、シールドが持続する時間を頭に入れてプレイしないと、せっかくの装備も使いこなせない事になります。 3Dによる機体デザインもかなり格好良く、キャラデザもなかなかで声優さんも演技もなかなかのものです。 サウンドも申し分なく、MIDIによるBGMもかなり気に入りました。 さらに難易度が低め(コンティニュー無制限?)でエンディングまで簡単に行けます。 エンディングを見て再プレイすると、新キャラが増えたりします。 で、増えたキャラがまた良い味だしています。 ビームはフェイエンしています(笑) ステージ構成も飽きさせない工夫があり、シューティングとしても良い出来なのでは無いでしょうか。 ただドット避けしたいとか言う人には物足りないかもしれませんが(^^; 制作元のサイトでは、なんとOPやEDの歌付きMpegムービーまで公開してます。 ちなみにこのゲームは標準では512x384固定の上に、3Dにフィルタリングがされておらず見た目かなり荒い印象を受けます。 これではせっかくの格好良い機体が見栄え悪いのです。 是非とも此処はVoodoo5やGeForceが搭載しているFSAA(&相当)機能を使用する事をお勧めします。 これで見た目がかなり向上し、美しい3D画面でゲームを楽しむことが出来るようになります。 このゲームをプレイしながら、やはり日本人の造るゲームは趣向が合って良いなと感じました。内容の濃さには外国に負けますが(^^; いずれにせよこのレベルのソフトがネットでフリーというのはもう驚くばかりです。 素晴らしい。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル Dino Crisis DEMO 1st Update 000706
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対応API Direct3D | ||
必要スペック Pentium 200MHz/D3D-card/32MB-RAM テストスペック PentiumIII 667MHz/128MB-RAM/TNT2Ultra-32MB | ||
Site Capcom | ||
☆ゲーム内容 このDEMOはアクションシューティングテラーゲームの中でも定番中の定番として知られているバイオハザードシリーズと同系列のゲームです。 バイオハザードシリーズと異なるのは、敵が化け物では無く恐竜で有るという事です。 このDEMOでは女性キャラを使用でき、コスチュームを四種類から選択可能です。 しかし原始人スタイルにすると武器まで・・・うーん、ちょっとこのセンスは(^^; このDEMOでは本編ミッションとOperation:WIPEOUTをプレイできます。 本編ミッションは10分の制限付きで、制限時間内なら自由に行動可能です。 Operation:WIPEOUTは5分という制限時間内にエスケープポイントまで到達するゲームです。 ☆オプション類 とりあえずグラフィックス、サウンドに関する簡易的なものが備わっていますが、これは製品版と同等だと思います。 もともとコンシューマからの移植ですから、こんなものでしょう。 ☆グラフィックス 相変わらずPCに移植されても背景テクスチャ等が荒いですね。 ポリゴンオブジェクトのテクスチャの解像度までコンシューマと変化無く、カプコンのPC移植に対する意欲の無さが感じられてナイスです。 移植するだけ感謝しな、という事でしょうか。 解像度も640*480で、Socket7+Voodoo2等の数世代前のマシンでも快適にプレイできるレベルだと思います。 こういうものを海外でも普通に売るんですね。 あちらの方はこれで納得してプレイするんでしょうか。 どう考えても背景や3DオブジェクトのテクスチャをPC用に高解像度なものに変更して、更にポリゴン数も増やし、パースペクティブコレクションももうちょっとしっかりしたものにした方が、PCユーザーもコンシューマとの差別化という事で納得すると思うんですが。 あとポリキャラの顔がしゃべっていても変化しないのは、今となってはダサイですねー ☆サウンド うーん、なにも言うことが有りませんね。 コンシューマと同じという事で・・・ ☆コントロール 操作はPADかキーボードで行います。 やはりここはPADでプレイした方が気分でると思いますが、実際にはキーボードを使ってもなんら支障は有りません。 元がコンシューマらしく、操作体系は非常に簡略化されており、簡単に慣れることが可能です。 しかし相変わらずこの手の3rdパーソンビューというか、視点固定型ゲームは違和感有りますね。 それにやはりメインコントロールはマウスで瞬時にサクサクおこないたいと思うのは、PCゲーマーならではの感想なんでしょうか(^^; ☆ゲーム性 バイオハザード系列という事で、パズル要素ありナゾ有りアクション有りと盛りだくさんです。 見えない所から恐竜に襲われるという恐怖の演出も変わり有りません。 良くも悪くも使い古されているシステムですから、安心してプレイできます。 この辺りPCゲームだと、あまりにも斬新すぎてプレーヤーがシステムに付いていけず、肝心のゲーム性をそこなうという事もあるので、コンシューマからの移植はこれからも歓迎です。 ☆総評 定番ゲームという事で、プレイした感じは無難なものでした。 女性キャラがバイオハザードよりアニメチックでちょっとイヤだとは思いました(^^; 顔も・・・ なんかキャラ的にジルの足下にも及ばないような・・・ あ、個人的な意見です(笑)。 コスチュームももうちょっとひねりが足りなかったかという感じです。 原始人ルックは絶対に必要有りません(笑)。 DEMOは10分の制限付きですが、これでも十分製品版の雰囲気を味わえると思えます。 プレイ画面と同じエンジンを使用したムービー部分もシームレスで移行し、プレイしていて自然に引き込まれます。 本編DEMOとは別にあるOperation:WIPEOUTですが、これが異様に難しい。 元々の難易度が非常に高い上に、時間制限きつすぎです。これクリアできる人いるのでしょうか。 しかし流石にそつがない作りで一瞬製品版買おうか欲が出ましたが、よく考えるとバイオハザード2も完全にクリアしてなかったので、やはり攻略本無しではクリアが難しいゲームはパス、と思い直しました(爆)。 それ以外の人には勧めても問題ないかと。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル MDK2 DEMO 1st Update 000609
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対応API OpenGL/EAX | ||
必要スペック Pentium II 300 MHz/OpenGL-card/32MB-RAM テストスペック PentiumIII 667MHz/128MB-RAM/TNT2Ultra-32MB | ||
Site Interplay | ||
☆ゲーム内容 このDEMOは多くのユーザーとまでは行かなかったものの、一部のユーザーに大受けだったアクションゲームMDKの最新作です。 このDEMOでは戦闘犬のMax、主人公?のKurt、親方(笑)のDr. Hawkinsがそれぞれ活躍します。 またゲームは前作同様3人称で進行、視点はプレーヤーを後方から追尾するタイプのものです。 ☆オプション類 このあたりまったく不満の無いDEMOです。 グラフィックスも低解像度から高解像度まで、色数も16bit、32bit、ミップマップやフィルタリング等、十分なものが有ります。 キーコンフィグやロード/セーブ機能も製品版なみに備え、ユーザーフレンドリな作りとなっています。 ☆グラフィックス 前作はDOSでも動くレベルのもので有りながら、とても美しいグラフィックスが印象的でしたが、今回はT&Lにも対応した高解像度OpenGLで動作、しかも32bitにも対応していますから、その美しさにはさらに磨きが掛かっています。 使用されているテクスチャ等も細かいもので、ゲームを構成している独特の世界観と相まって、息をのむほど美しいゲームシーンに見入ってしまうことも有ります。 しかもそれでいて、H-T&Lに対応していない私の環境でも重くないのもグッドです。 また、このゲームはプレイヤーキャラが画面にいつも出ているタイプですが、キャラがじゃまになる時には自動的に透明化するのも親切ですね。 ☆サウンド EAXに対応していますがけっこう大人しめのエフェクトで、エフェクトがわざとらしいとEAXを敬遠している人にもお勧めできるレベルです。 EAX対応とか関係なく、最近はDirectSoundを高負荷に使用しているソフトが多いと思うので、やはりサウンドカードはPCI、ハードウエアで同時再生32音をサポートするLive!などの音源は必須かもしれません。 ☆コントロール 操作はマウスとキーボードで行います。 面白いのは使うキャラによって、オリジナルのキーを使用すると言うことです。 Maxは手が4本有るので、それぞれに装備を割り振って使用する事ができますし、Kurtはスナイパーモード、滑空機能を使用できます。 さらにDrは左右の手に様々なアイテムを持って、それぞれを合成したりして新たなアイテムを創り出すという事も可能です(例えばトースターとパンでトーストを作る)。 しかしキーコンフィグに癖があり、うまく設定できない事が有りました。 どうやらキーアサインはデフォルトで使用するのが問題を避ける上で良いようです。 ☆ゲーム性 それぞれのキャラクターが持ち味を生かしてステージをクリアできるので、ゲームプレイが新鮮でとても楽しいですね。 KurtやMaxが殆ど力押しでクリアできるのに対し、Drの場合にはアイテムの組み合わせを考えたりと頭を使わなければいけないので、DEMOではDrのところで詰まってしまいました(笑)。 アイテムを取り忘れると永遠にクリアできない・・・ 個人的には滑空とスナイパーモードが気持ちよいKurtが気に入りました。 無茶苦茶強力な火力を使用できるMaxも爽快かもしれません。 ☆総評 やはりそのへんのシューティング/アクションゲームとはひと味もふた味も違うといった感じです。 DEMOでは導入部分を見ることができ、大胆に2D画面を動かしまくるアメコミ部分と、ゲームエンジンを使用した3D部分でオープニングが構成されています。 このあたりを見て思ったのは、以前は3DCGムービーを使用していたオープニングなどが、最近はゲームで使用している3Dエンジンを使用して表現しても十分成り立つほど、3D技術は進歩しているんだなという事です。 とは言っても、私は以前のタイプの3DCGムービーも結構好きな方で、例えば同じOPでも表現に全てゲームエンジンを使用したRidgeRacer5よりも、3DCGムービーで構成されたRidgeRacer4の方が好みです。まあキャラの好みで4の方が良いという話も有りますが(笑)。 話がそれましたが、OPでもこのゲームのコミカルさは十分発揮され、かっこよく空中にダイブしようとするKurtが結局足を踏み外す感じで外に落ちてしまうのは流石というか(笑)。 また、ゲーム中ではトイレに入ったDrが悲惨な目に遭ってしまったり・・・ 敵キャラも相変わらず独特なヤツばかりで、かっこは厳ついのに動きは相変わらずお笑い系です。 内容的にはそれ程長くないDEMOでしたが、拾えるアイテムを見落としていた事と、キーアサインを変更したために陥ったトラブルと、おそらくバグと思われるトラブルのために、クリアするのに一週間程も掛かってしまいました。 BBSでDEMOクリアの方法を聞きまくっていたのは私だけだったようで(笑)。 しかし基本的にこのゲームは軽快なプレイができ、ストレスが貯まらないのでとても良い印象を受けました。 アクションにしてはプレーヤーを楽しませる演出が目立っており、このMDK2は今回も(一部に?)大受けするのでしょう。 是非また日本語化して発売してもらいたいのです。 −評価−
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−スクリーンショット− |