ゲームタイトル Rally Championship Xtreme DEMO 1st Update 010901 | ||
対応API Direct3D | ||
必要スペック --- テストスペック PentiumIII 800/383MB-RAM/SPECTRA7400(GeForce256) | ||
Site Warthog | ||
☆ゲーム内容 CMR2.0以降目立ったタイトルが出なかったPCレースゲーム界の様な気がするが(気のせい?)、随分久しぶりにレースゲーでは一番好みのジャンルのラリーレースDEMOが出たので久しぶりにPCで3Dゲームを動かすことになりました(^^; Warthogというメーカーに聞き覚えは無いのですが、何となく無名っぽいですね・・・ DEMOの作りもα版!?と思えるようなお粗末なもので、起動直後に解像度程度の設定が出来るものの、基本的にいきなりレース開始です(笑)。 キーアサインもサウンド設定もゲーム設定も無し・・・ 大抵こういうゲームの場合はキーアサインが決まっているもので、このゲームもご多分に漏れずカーソルキーでアクセルブレーキ、ハンドル操作までコントロールします。 一軸系アナログデバイスなら特に何もせずにアサインされると思います。 さてDEMOでは終点まで五分程度のコースをインプレッサWRC2001モデルで走行できます・・・が、ちょっとインプレッサのモデリングが酷くない!? なんか学生さんが片手間でモデリングした習作みたい(T-T けどクラッシュした時の壊れっぷりは、なかなか見事でございました。 挙動はどうもトリッキーで、デジタルデバイスでは暴れまくり。 アナログデバイスでそっとコントロールするのが吉って感じですね。 挙動はイマイチだしサウンドもホンキ入ってなく寂しい限り。 やはり完成には程遠いDEMOなのかなぁ? しかしこのゲームにも良いところは有りました! 今回気に入ったのはコースです。 洋ゲーのラリーものでは良くある一本道なのも良いのですが、コースの雰囲気がユーロプレス製RAC RALLYやIRCを彷彿とさせる雰囲気良い感じです。 走行の自由度も高いしヨーロッパの田舎道的景色も良いですねー ただ、道ばたの木にぶつかったときに、たまにハマリ状態になったりするのは完成度の低さの現れですな(^^; PCのレースゲームはホンキにならないと十分に遊べないのが多いので敬遠気味なのですが(GT3もそうか)、こんな感じに手軽にプレイできるゲームは歓迎ですねー けど完成度の低いままでリリースされるのは勘弁ですな! リプレイも完成度が低すぎてお話になりません・・・ −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル eRacer DEMO 1st Update 010527 | ||
対応API Direct3D | ||
必要スペック --- テストスペック PentiumIII 800/383MB-RAM/SPECTRA7400(GeForce256) | ||
Site Rage Software | ||
☆ゲーム内容 Rageが放つ最新PC用レースゲームeRacer。PCレースゲームは久しぶりだ・・・ さて“eRacer”という名前から推測できるように、このゲームはネット対戦に主眼に置いている。しかしだからと言ってeを付けるというのは。iRacerや@Racerと同じほどかっこわるいと思うのだが(笑)。 それはさておき、このDEMOはアーケード、タイムアタック、LAN対戦(TCP/IP対応)の三つのモードをプレイでき、コースは市街地的雰囲気の一つ、車種はシビックタイプ、CR-Xタイプの二つを選択できる(カラーも選択可能)。 オプションではサウンドボリュームや画質、コントロールの設定ができるのだが、驚いたことに解像度と色数の設定が無い。このゲームは800x600x16bit固定なのだ。 今や多くのPCゲームユーザーがXGAを越える解像度でゲームをプレイしている状況の中、SVGA固定というのは酷いのでは。せめて解像度の選択くらいはさせて貰いたいものだ(追加:その後BBSでの指摘で外部プログラムにより解像度(640x480-1024x768)と色数(16-32bit)を変更できる事が判明しました)。 ゲーム中の視点は追尾と全画面、ドライバー視点が選べる。 さて実際に走らせてみると、あまりにも素っ頓狂な挙動をするので驚いてしまった。 軽くハンドルを切るだけで車体が思いっきり曲がってしまうのだ。 ちなみにここしばらく、かなりPS2のGT3をプレイしていたのだが、このゲーム(eRacer)があまりにもアーケードチックな挙動をするため、このゲームをした後はグランツのプレイに支障が出てしまうのではと思われたほどだ。 とは言っても、今回プレイできたコースがGT3のシアトル以上にシケインコーナーが多いため、こういうクイックさが逆に救いになっているのは事実だ。 さて最新のPCレースゲームという事で、GT3と比べてどうなのかとかなり期待していたのだが、これは思いっきり期待を外された。 と言うより有る意味期待通りというか、Rageらしい安っぽい印象のグラフィックだった。 確かに疑似環境マッピングとかされてはいるのだが、そういうので補えるレベルでは無いだろう。 同じPCでもCMR2の足下にも及ばないと言って良いと思う。 と言ってもこのゲーム自体グラフィック云々と言うより、通信対戦での軽さを狙っていると思われるので、グラフィックはこんなもので良いのかもしれない(自分は我慢できないが)。 DEMOながらリプレイも再生&保存できたりして、この辺りはまずまずかな?と思わせるのだが、なぜこの程度で70MBもダウンロードしなければならないのか疑問である。 これでは、今落とす物が何も無いとか、レースゲームは絶対プレイしたいと思う人以外は落とす価値が無いかもしれない。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル Colin McRae Rally 2.0 DEMO 1st Update 001217 | ||
対応API Direct3D | ||
必要スペック PentiumII 233/32MB-RAM テストスペック PentiumIII 800/383MB-RAM/SPECTRA7400(GeForce256) | ||
Site Codemasters | ||
☆ゲーム内容 リリースが遅すぎるCMR2のDEMOがやっと公開された。 有名なゲームで製品版が先行するのは最近では珍しい事だ。 □オプションや設定は さてオプションやメニューはセンスが良い作りで、前作のメニューバグは無しで安心した。 項目も、グラフィックス、サウンド、コントロール、ランゲージ(日本語が無いので意味無いが)と不足は無い。 解像度は640x480x16bitから選べるが、上限はVIDEOの能力次第だろう。 私の使用しているSPECTRA7400では1280x1024x32bitまで選択できた。 他にもエンバイロメントマップの種類が選べたり(バンプマップも有る)、シャドウマップ、ミップマップ、ドロウディスタンス、ディテール(エフェクト、トラック、カー)の設定など随分充実していて良い感じがした。 ゲームモードはDEMOとしてはとても太っ腹で、ラリーとアーケードの二つが遊べる上に、ラリーではイギリスやオーストラリア、スェーデンのコースが選べる(車はフォーカスのみ)。 アーケードでは設定も無しにいきなりレースが始まり、フォーカス6台が一気に競う事になる。 ラリーモードではタイヤ選択やハンドリング、サス、ブレーキ、ギアなどの車体調整も行えるし、これらがリアルタイムに動く3Dの車体グラフィックス(DEMOではフォーカス)や直感的に操作できるメニューと合わさり使いやすい。 さて走れるコースだがオーストラリアがグラベル&ターマック、イギリスがマッド&ターマック、スェーデンがスノーで構成されている。 このメニュー画面もまず世界地図サイズのマップから始まって、路面状況や天気などの、詳細な情報の得られるローカルマップへと切り替えられるのが良い感じだ。 総じて前作に比べ随分ユーザーインターフェイスが向上している印象である。 プレイ画面での視点は全画面、ボンネット、ドライバー、追尾x2で不足は無い。 ドライバー視点ではDEMOで使用できるフォーカスの車内をきちんと再現していて、車内グラフィックスが他のゲームで見られるような安っぽいものでは無く立派である。 ちなみに16bitでこの視点にするとグラディーションが掛かり見ずらくなるが、32bitならクリアな状態になる。16bitで不都合を感じるのはこの部分だけなので、これは改善して貰いたいポイントだ。 あとドライバーの顔がやたら怖いのは・・・(笑)。 完走後はリプレイも見る事ができる(相変わらず保存は出来ない)。 この時のカメラワークはレースゲームの中でもかなり優秀な部類に入るだろう。 お陰で、CMR2の美しいグラフィックスを十分味わうことができる。 □サウンドに関しては サウンドに厚さが無く3DサウンドAPIに対応していないのは今時寂しい感じだが、状況に応じて変化するリアルなエンジン音、バックファイア音や、路面に応じて細かく変化するスキール音には文句の付けようが無い。 何れもリアルなサウンドのため、格好良いカメラアングルと合わせてリプレイではまるでラリービデオを見ているかのような印象を受ける。 □グラフィックスは最高? グラフィックスに関しては以前から言われていたとおり、現時点のPCで表現可能なかなりの高レベルに達していると言える。 クラッシュにより破損しバタつくボンネット、文字通りリアルに“砕け散る”ガラス、割れたガラスの隙間から見える車内の様子、車体が壁に擦れると火花が散るし、バックファイアも綺麗、今まで見た中で一番綺麗だと思っていたSTCC2やFordRacingにも劣らない、いやそれ以上にも感じる最高クラスの車体グラフィックスだと思う。 Pro Rally 2001すら足下にも及ばないだろう。 ディテールが細かい上にデカールテクスチャも非常に繊細で、カメラがアップに寄っても破綻が無いのは流石である。 エンバイロメントマップが優秀で、今まで見たどのゲームよりも陰影表現が驚くほど美しく、車体がとても現実味を帯びている。 この綺麗な車体を見るためにリプレイが有ると言っても過言では無い!? とは言っても、コース自体のグラフィックスは結構平凡な印象を受けた。 オプションからの設定でディテールを調整出来ないのが残念だが、Pro Rally 2001と良い勝負と言った感じである。 しかしライティング効果(特にスエーデン)はとても良いと思う。 けど高速走行中はそれ程景色をゆっくり見ている暇は無いし、それでも例えばスエーデンのリプレイなどではどのシーンでも絵になってしまうほど綺麗であると言える。 これ程のグラフィックスをレースゲームで実現出来るようになったのは嬉しい限りで、さらにグラフィックス関係のオプションをHIGH(EMはstandard)にしてもディスタンス4程度なら1024x768x16bitで軽く動作するのは嬉しい。 ただ32bitだと結構重く感じる。 Splitscreen:Horizontal EnvironmentMap:Standard ShadowMap:Off MipMap:Off DrawDistance:3 Detail:AllHigh コース:オーストラリア、視点:全画面 1024x768x16bit=52fps 1024x768x32bit=41fps 追加情報: BBSでも言われていたEnvironmentMapでCubicを選択すると、周囲の景色が車体に正確に映り込むという事が確認できた。 流石にStandardの時よりも一層車体のリアル感が際だっている。 しかし800x600x32bitでも30fps切る重さ(笑)。 今までのゲームでは擬似的な映り込みがほぼ全てだっただけに、この最新技術を用いた他のタイトルも期待してしまう。 □動きは? 走行感が最後になってしまったが、この点は前作で不満が無かった人なら今回も不満が感じることは無いだろう。 非現実的な挙動で不満を感じると言うことも無いし、コントロールにも癖が無く十分路面状況を体感できる水準以上の完成度だと言う事ができる。 当然ターマック、グラベル、スノーでの走行感覚ははっきり差別化されており、路面状況が解りやすいスキール音などと合わせて走行のリアル感も高い。 オートDEMOが備わっているなどDEMOとしての完成度もかなり高いし、製品版も間違いなく買いだろう。 −評価−
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