ゲームタイトル Mercedes-Benz Truck Racing DEMO 1st Update 000719 | ||
対応API DX7/Direct3D | ||
必要スペック Pentium-2 333/64MB RAM/32MB RAM D3DCard テストスペック PentiumIII 667/128MB-RAM/TNT2Ultra-32MB | ||
Site Synetic | ||
☆ゲーム内容 PCゲーム(コンシューマでもか?)では非常に珍しい、トラックを使用したサーキットレースシミュレーター。 タイトルの通り、ゲームではメルセデスベンツのトラックを操ることが出来る。 このトラックはV6-1360馬力ものエンジンを搭載しており、しかも重量のあるカーゴを取り外している状態&後輪駆動なので今まで体験した事の無いようなレースシーンを味わうことが出来る。 ちなみにこのゲーム完全にドイツ語仕様のため(流石ダイムラー)、最初はゲームを始めるのすらとまどうかもしれない・・・(それは私)。 フランス語やドイツ語のDEMOは結構多いので苦労しますね。 ☆オプション類 グラフィックスの設定はTNT2Uの場合320x200x16bitから1280x1024x32bitまで選択可能。 他細かな3Dグラフィックスに関する設定も有り、さらに有名な3Dカード別に最適化されたモードも選択可能です。 ただし他の設定はコントロールに関するものと音量の調整程度しか無く、難易度やゲームプレイに関する設定が全く無いのは不満です。 しかしドイツ語DEMOだけに、見逃しているかもしれません(笑)。 ☆グラフィックス このゲーム、カーグラフィックスが非常に綺麗で、今まで見たレースゲームの中でもトップの出来だと思います。 特にピカピカ(死語?)の車体を飾る美しい金属質反射光、スモークガラスの中に見える運転席、ドライバーのディテールも細かい。 コースサイドのオブジェクトも細かく綺麗で、リプレイを見るとかなり実写的で驚きます。 しかもそれで居て最高ディテール1280x1024x32bitでもまずまずの軽さ。 良いんじゃないでしょうか。 視点は後方追尾と全画面の二種類のみ。これは今時寂し過ぎるのでは。 しかも後方視点やバックミラーの類も無いとは・・・ いちおうコースマップは表示されます。 ☆サウンド ダイムラーメルセデスより許可を得ているだけ有って、サウンドはトラックらしい重厚なエンジン音で良い感じ。 しかし視点如何に問わずエンジン音が変化しないのはつまらない。 また最新の3Dサウンドテクノロジーにも未対応のようで残念です。 ☆コントロール 操作はキーボードやゲームコントローラが使用できます。 コントロールはかなりアンダー傾向なのですが(ハンドルの切れ角が速度により制限される)、一旦滑り出すとなかなか止まらなく大抵は一回転or横転。 これはかなり難しいです。 トラクションコントロールは無いようですが、必須だと思うんですよね・・・ まあアナログでアクセルをコントロールすれば問題無いのかもしれません。 何にせよ巨大なトラックを操作するわけですから、F1やWRCレースゲームとは別物だと思いましょう(当たり前:笑)。 ☆ゲーム性 ゲーム内容はかなりシミュレーション的です。 アクション寄りのレースゲームに慣れたプレーヤーにはまったく面白く感じないかもしれません(私も)。 しかしなにぶんトラックシムですので、その辺りを考えると難しさもおもしろさと感じられるようになるかもしれません(本当か?)。 ☆総評 題材は良いのですが、視点の少なさや操作の難しさ、ドイツ語という敷居の狭さがDEMOを楽しむ障害になっています。 ですからこのDEMOは、リプレイ機能(というかDEMOモード)でそのグラフィックスの美しさを堪能するのが正しい楽しみ方かもしれません(^^; とにかくこの美しいグラフィックスと、巨大なトラックによる迫力のあるレースシーンは必見です。 −評価−
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−スクリーンショット− |
ゲームタイトル Need for Speed: Porsche Unleashed DEMO 1st Update 000419 | ||
対応API Direct3D/Glide | ||
必要スペック Pentium 200/32MB RAM テストスペック Celeron450A/128MB-RAM/TNT2Ultra-32MB | ||
Site EA Sports | ||
☆ゲーム内容 PCゲームの中では老舗に入るNeed for Speedシリーズ最新作です。 今回はNeed for Speed 5と言わずにPorscheの名が付されているようにポルシェオンリーものになっています。 DEMOで使用できるのは911 Carrera Coupe、コースはNormandieを選択可能です。 ゲームを始める前にカレラのカラーを変更できたり、内装を3Dで見たりドアを開けたりハッチを開けたり色々弄ることができます。 この辺りの車カタログ的作りがNFSらしいですね。 製品版ではムービーとかも付くのでしょうか? 初期NFSでは、やはり高価なスーパーカー(死語)の格好いいムービーに痺れただけに、やはりムービーは欲しいですね。 ポリゴンが幾ら進歩しても実写にはかないません。 ほかレースものには必ず欲しいリプレイも保存はできませんが付いており好感が持てます。 ☆オプション類 オプション類は近頃のDEMOの中では非常に充実していると思います。 特に今までのNFSシリーズDEMOはオプションがなおざりにされていただけに嬉しいですね。 オーディオ、コントロール、カメラ、グラフィックス、ディスプレイ、難易度、AIカー台数、ダメージ等、必要なものは全て揃っています。 また今までのNFSシリーズDEMOでは設定が保存されず、起動毎に設定し直すのが面倒でしたが、このDEMOではそんな心配は有りません(それが普通だが)。 グラフィックス(解像度&色数)の設定はTNT2Uの場合640x480x16bitから1240x1024x32bitまで選択可能。 マニアックな設定は有りませんが、必要十分でしょう。 コントロールはFFBの細かい設定やデッドゾーン、ボタン割り当て等結構細かく設定出来ます。 ディスプレイではレース中に表示される情報(メーター、バックミラー、マップ等)を色々変更する事が出来、好感が持てます。 とにかくオプションに関しては不満無しと言っておきましょう。 ☆グラフィックス 当然かもしれませんが、NFSシリーズとしては最高峰のグラフィックスです。 最近のレースものとしては上の中ですか・・・ 景色は上々で、周囲のオブジェクトも手抜きされていません。 建物や岩肌、地面のテクスチャーもきめが細かく良い感じです。 お陰で田園地帯をドライブしている雰囲気がとても良く出ており、レースでなくても楽しく走る事が出来ます。 ただ車体が・・・ 車体を構成しているポリゴン数は必要十分だと思いますし、車内インテリアからプレーヤーの操作に対応して動くドライバーまで再現されており、3D的には問題無いのですが、それを覆うテクスチャーが今一な印象を受けます。 とは言っても市販車レースですからスポンサーステッカー等は無いので、私が言っているのは特にレンズ回りの雰囲気ですね。 なんか見ていて安っぽく実写的では有りません。 この辺りの質感は、別にレビューしているFord Racingにかなり劣ります。 あちらはフォードオンリー、こちらはポルシェオンリー。 車の再現性(質感)はFord Racingの勝ち。 ただし、高速走行時にせり上がる後部インティークや、高速回転時の実写的処理を施されたホイールは良い感じだと思います。 車体ダメージはテクスチャーが汚れ始めたりへこんだりで結構良いと思います。 動作速度ですが最高解像度、最高ディテール&32bit出走車5台でまずまずの動きです。 周囲のオブジェクトのテクスチャーの細かさや遠距離までの描画、車内まで細かく再現している事を考えると、この軽さはまずまずだと言えます。 CPUパワー的には、解像度を落としても最低450MHzは欲しいですね。 450以下だと解像度を800x600にしても滑らかな動きを得られません(描画品質は落としたく無いですからね)。 視点は全画面、車内、追尾x2。 それぞれの視点で聞こえるエンジン音の雰囲気が異なるのは良いですね。 さすがNFSシリーズだけあって車内インテリアの再現性も高いですし、良い感じにエンジン音もこもっていますから雰囲気はバッチリです。 リプレイですが、リプレイでは更に多くの視点が見られます。 TVx2や後方、前方、斜め追尾や全画面等、ポルシェが疾走するさまを余すことなく見ることが出来ます。 TV視点も追尾視点になったりカメラ固定視点になったり色々工夫が凝らされています。 ただリプレイデータの保存が出来ないのが勿体ないですね・・・ まあリプレイが有るだけマシなんでしょうけど。 ☆サウンド さすがポルシェオンリーだけ有りエンジン音に不満は有りません。 勿体ないのはEAXやA3Dに対応していない事でしょうか。 他、NFSシリーズだけあって環境音が良いですね。 これもドライブしている雰囲気を盛り上げます。 不満が有るとすれば、しょっちゅう聞こえるスキール音でしょうか。 アナログコントロールでも直ぐになるんですよね・・・ ちょっと耳障りです。 ☆コントロール 操作はキーボードや各種コントローラが使用できます。 オプションの項目でも挙げたとおり、設定も多岐に渡っており不満無し。 また今回は使用しませんでしたが、FFBの設定も今まで見たことが無いほど細かくできます。 手始めにデジタルパッドで走行しましたが、まずまずの操作感でした。 ただデジタルだけにスキール音が頻繁に生じ、結構うるさいです。 パッドで操作しているとアンダー傾向に感じますが、これはアナログでも同じです。 これはNFSシリーズの伝統でしょうか。 アナログコントロールですが、デフォルトでも快適です。 やはりデジタルよりコントロールはし易いですね。 しかしアンダー傾向は変わらず・・・ 今までNFSシリーズは走行感があやふやで、今一接地感というモノを感じなかったのですが、今作ではかなりマトモになっており、走っていて不愉快さは有りませんでした。 しかしアンダー傾向が強く、大したコーナーでも無いのにアクセルオフ程度では曲がりきれないのは結構ストレスたまるかもしれません。 ☆ゲーム性 ゲーム内容的にはシミュレーション寄りに設定されているよ思います。 とは言っても少しでもコントロールをミスるとスピンしたりコースアウトするようなシビアさは無く、一般向けに調整されている印象を受けました。 この辺り、あまり辛くないNFSシリーズの特徴なのでしょう。 スピード感は意外と有ります。 けど前述の通りアンダーが強いので、爽快感が出るところまでは行っていない感じですね。 他にはコースが結構分岐しており、裏道が有るのが面白いですね。 コースも周回では有りませんし、景色を楽しみながら何度も走れる面白さが有ると思います。 またパッシングやハザードを付けることもできるので、これはマルチプレイで他のプレーヤを煽るのに使えそうです(笑)。 ☆総評 もはや説明する必要も無いほどのこのNFSシリーズ、この作品でさらに磨きが掛かっており嬉しい限りです。 グラフィックスも自車を除けばとても美しく、レースよりもドライブする事が楽しい良いソフトだと思いますね。 リプレイも沢山の視点でプレーヤーを楽しませてくれますし、さすが伊達に長い歴史を持っている訳では無いと言った感じです。 しかし純粋にレースものとして見た場合、まだ操作感が悪い印象です。 NFSシリーズとしては一番マシと言った位置づけです。 もっともDEMOで走れるコースも長いですし、機能制限もそれ程有りませんし、美しい景色を見るためだけでも DEMOをプレイする価値は有ると思います。 私は特に思い入れは無いのですが、ポルシェ好きなら尚更ですね(^^ −評価−
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ゲームタイトル Test Drive Le Mans DEMO 1st Update 000408
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対応API Direct3D/Glide | ||
必要スペック Pentium II266/32MB RAM/D3D-Card8MB テストスペック Celeron450A/128MB-RAM/TNT2Ultra-32MB | ||
Site Infogrames | ||
☆ゲーム内容 このゲーム、先に製品版がリリースされているLeMans 24Hと内容は同じものとなっています。 発売元が変わったので名前も変更になったようですね。 ゲーム内容は名前の通りル・マン24時間耐久レースを題材としているものです。 DEMOではコースがMulsanneのみ選択可能。 使用できる車種はGT1クラス、チームLISTER STORMとチームGTC COMPETITIONを選択可能です。 GTC COMPETITIONの使用車種はマクラーレンF1ですかね。 これでサーキットを三周走行可能です。 他にオートDEMOモードが備わっています。 ☆オプション類 オプション類は標準的なもので、グラフィックスの設定、サウンド、コントローラ、難易度の設定が可能です。 グラフィックス(解像度&色数)の設定はTNT2Uの場合640x480x16bitから1024x768x32bitまで設定可能。 多くのソフトがTNT2U(32MB)だと1240x1024まで選択可能な中でこれは少し残念ですね。 グラフィックス設定ではミップマップやバイリニアフィルタリング、レンズフレア等比較的大まかな設定しかできません。 サウンドも音量他、チャンネル数や3DSoundのON/OFF程度のみ設定可能です。 コントロールはFFBやキャリブレーション、センシティビティ、ボタン割り当て等そこそこの設定は出来ます。 ☆グラフィックス グラフィックスですが、最近のソフトの中では結構良い部類だとは思いますが、PS2のRidgeRacerVを見慣れた目にはちょっと物足りないかな・・・と言ったレベルです。 車体に割いているポリゴンやテクスチャの質がもう少し欲しいところですね。 RidgeRacerVで新鮮だったブレーキローターの赤熱ですが、このソフトでも再現されています。 やはり格好いいです。しかしテクスチャーの荒さが目に付きます。 バックファイアの描写も格好いいですね。 これもSEGA RALLY2の方が細かい描写だとは思いますが、車体への照り返し等見ていて格好いいです。 最近の多くのソフトで再現している車体ダメージ表現は、当然の如く採用されています。 しかしダメージを受けたところはポリゴン的に破損するだけで、テクスチャ等が変化していない印象です。 その為に安っぽい感じが否めません。 また車内が透過していないのも実害は無いものの寂しいと思う人も居ることでしょう。 ですがグラフィックスのレベルを少々落としているお陰も当然有るのでしょうが最高解像度、最高ディテール&32bitでも軽い! このゲーム制止画ではそれ程インパクトの有る美しさでは無いのですが、とにかく滑らかに動き出すととても美しく、テクスチャーの細かさとかポリゴンの荒さとか関係なくなってしまうため、この滑らかな動きは手放しで誉められるものだと思います。 水しぶきもテクスチャーが荒いながら雰囲気はバッチリ。 視点は全画面、ボンネット、追尾のみ。 幾らコンシューマと共通の内容とはいえ、ちょっと端折り過ぎというか・・・ まあ実質困ることは無いと思います。 完走すればリプレイが見られます。オートDEMOもそうですがこのTV視点が格好いいのです。 それだけにリプレイを保存できないのが悲しい・・・ またリプレイに関しては視点や車両選択が出来ないのが残念です。 ☆サウンド 車種によるのかな?迫力の無いエンジン音が有ったりしますが、全体的に自分的には合格レベルです。 欲を言えばもう少し音質が高ければと思いますが。 しかしリプレイやDEMOで多数のGTカーが連なってレースを行う時には、色んなエンジン音が重なり合って再生され、その迫力や臨場感はかなりのものが有ります。 ただ雨音が単調過ぎ。 観客の拍手だか雨音だかハッキリしないのは×。 けど格好いいバックファイアの音は○(笑)。 ☆コントロール 操作はキーボードや各種コントローラが使用できます。 オプションの項目でも挙げたとおり、設定も不満は有りません。 まずデジタルパッドを使用したのですが、とても良いコントロール性で感心しました。 この手のゲームの場合、パッドでの操作はなおざりにされがちなのですが、SEGA RALLY2並みに快適な操作ができます。 流石コンシューマでも発売されるだけの事は有ります。 しかしアナログでのコントロールはかなり驚きます。 デフォルトのままだと、まずまともに走れません。 最初は何ごとかと思うでしょう(笑)。 幾らパッドでの操作に最適化されているとしても、これは幾ら何でも酷いですねぇ〜 設定次第で良くはなりますが・・・ ☆ゲーム性 ゲーム内容的にはシミュレーション寄りだと思うでしょうが、実際にはパッドでも快適にレースできるけっこうアーケード的な感触になっています(各種サポート機能ON)。 スピード感もなかなか有り、爽快感も有るのは良いことだと思いますね。 レースしているとイエローフラッグが振られていることが有ります。 何ごとかと徐行してみると、なんとCPUカーがクラッシュして路肩で炎上しているでは有りませんか。 自分の身に覚えはないので(笑)、恐らくCPUカー同士で事故したのでしょうね。 これはリアリティーが有り面白い要素です。 ☆総評 このソフト何が気に入ったかって、それはもうオートDEMOとリプレイ機能に付きますね(笑)。 実際のレースはアーケード的ノリでまあそこそこ楽しめますが、とにかくリプレイの雰囲気と迫力が最高です。 サウンド面でも若干弱さは有るものの、集団になって走っている時のエンジン音が重なり合って再生される様はかなり迫力ものですし、リアルに揺らぎながら輝くレンズフレアや、これまた微妙に振動しているカメラ視点も格好良く、ただDEMOを流しているだけでも良い感じです。 個人的に最近のDEMOの中では最高のBGVになり得ると思っています>何か目的を間違えている・・・(笑)。 まずは一度DEMOをプレイされてみる事をお勧めしますね。 雰囲気良いですよ。 −評価−
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