PC ハードウエアレビュー

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PC  
2016/9/30

 久々に自分用のノートPCを買いました。

購入したのはDELLのビジネスモデル、Vostro 15 3000(3561)です。
3561というのがモデルナンバーになります。





・モデル3561のスペック

OS:Windows 10 Home 64
CPU:Intel Celeron J1800 デュアルコア 2.41GHz
メモリ:4GB シングル チャンネル DDR3L 1600MHz (4GBx1)
グラフィックス:インテルHDグラフィックス
HDD:500GB SATA HDD(5400回転)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ:15.6型アンチグレアLEDバックライト(1366x768)
端子類:USB 3.0x1/USB 2.0x2/LAN/VGAx1/HDMIx1等
寸法:260.3mm(奥行き)/380mm(幅)/23.65mm(高さ)
重量:2.19kg
ネットワーク:インテルCentrinoワイヤレス-AC 3160
Bluetooth 4.0、ギガビットイーサ対応
バッテリー:40 WHr 4-セル



今まで使っていたのはLenovo G465で、AMD AthlonII Dual-Core P340 (2.2GHz)、メモリー3GB、14インチで2.2kg。
数か月前に120GBのSSDに換装済み。

これを買ったのが2011年1月で、その時の購入価格が実質29,800円(キャッシュバックが有ったので)。

当時はすげー安い!と思い、ますます値段が下がる事を期待していたのですが、ここ数年中国経済の変化や為替レートの変化でノートPCの価格は下がるどころか上昇していました。

今年初めに友人用に買ったLenovo ideapad 300が最安値で36,000円でしたからね。


ところが何をとちくるったのか数週間前DELLが16,178円(送料込み、税込み)でVostro15を販売しているじゃないですか。

しかも8月に登場したばかりの新製品なのに…

通常価格が42,938円(送料込み、税込み)なので約60%オフという感じでしょうか。


値段はともかく、何でそんなに安くできるのかと思ったらCPUが特殊でした。

搭載されているCPUはCeleron J1800で、セレロンという名前が付いていますが実質Atomという…

しかもAtomの中でもBay Trailという古い世代で、最近2万ほどで買ったWinタブのCPU、x5-Z8300(Cherry Trail)の方がずっと高性能という(笑)
クロック自体はデスクトップ用だけ有り高いのですが…


ですからVostro 15 3000(3561)自体が、必要最低限のスペックで事務処理をこなせるノートPCという立ち位置なんですね…


16,178円だと儲けなんて無いどころか赤字みたいなもんでしょうけど、それでも適正な価格は29,800円くらいでは、と思います。


流石にこの価格だったので注文が殺到したらしく、注文からお届けまで約一か月!と知らせが来ていましたが、実際には9日に頼んで28日に届きました。

予定より2週間近く早く届いたのは嬉しいです。


さて、妙にくっさーい段ボールケースを開けると中身は本体とACアダプター、ペラペラな説明書にCD(DVDプレーヤー)が一枚。

リカバリディスクの作り方や初期設定など何も情報は有りません。


立ち上げると、Windows10の初期設定画面。

デスクトップまで表示させる段階まで進むと、デスクトップにはゴミ箱以外何も無し!

何とメーカープレインストールソフトもほとんど無し!

アンチウィルスソフトも入っていないのには感激しました。

こんなまっさらなメーカー製PCは初めてです(ドスパラのWinタブもまっさらだったか)。
リカバリ領域すら無い。






本体は15インチサイズの筐体のわりに非常に薄く、厚さはわずか23mm程度。

筐体すべてプラスチックですが、サイドはピアノブラック処理されており、天板もエンボス加工が施されていて、指紋や汚れが付きにくく安っぽく見えないような工夫がされています。






心配していたキーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチも結構まともで日本語配列もまとも。

バックスペースキーとナムロックキー付近が少し狭いので押し間違いしましたが、まあまあかな。
キーボード自体の剛性はギリギリ不満の出ないレベルでタッチ感もペチペチとやすっ…普通、値段なりだと思いました。

ファンクションキーが省かれていたり、Ctrlキーが端にないPCも最近多いですがビジネスモデルだけ有りその辺は気を使っている印象です。


タッチパッドは独特でマルチタッチ対応。

タッチパッドの左右エリアそれぞれにクリック感が有り、クリックボタンが独立して付いているノートPCを使い慣れていると違和感が(^^;


液晶はアンチグレアで反射はそれほど気にならず。

G465の14インチ液晶と比べるとやはり使いやすい広さ。

低価格だけど特に発色も悪くなく、普通に使えるモニターという感じ。


数時間使っても本体は殆ど熱を持たず、流石AtomベースのCPUですね。



・ベンチ結果など




 ↑Vostro 15 3000(3561)
  CPU:Intel Celeron J1800 2コア 2.41GHz




 ↑左がG465、右がVostro1400
  G465 CPU:AMD AthlonII P340 2コア (2.2GHz)
  Vostro1400 CPU:Intel Core 2 Duo T7250 2コア(2.0GHz)




 ↑Win10タブレット DG-D08IW2
  CPU:Atom x5-Z8300 4コア(1.44GHz)



CPUが5年前のAMD AthlonII P340 2コア (2.2GHz)やタブレットのAtom x5-Z8300 4コア(1.44GHz)に負けているのはまだしも、9年前のCore 2 Duo T7250 2コア(2.0GHz)にすら負けているのが何とも悲しい。

メモリーはDDR3>DDR2という当たり前の事で、勝っていても嬉しくはない(笑)

HDDは順当に進歩しているようで。

グラフィックスパワーは5年前のPCとは言え、ATI Mobile Radeon HD4270を搭載しているG465がまだ健闘していますね。

どちらにしてもHD画質の動画再生などは問題ないし、G465すらも3Dゲームはまともに動かないのでどんぐりの背比べという所でしょうか。


タブレットよりトータルスコアは低いですが、実際の使用感だとタブレットはメモリー2GBなので、まだVostro 15 3000(3561)の方がサクサク動く感じです。




・2019/04/23 更新


以前購入して以来、押入れの肥やしになっていたノートPCを知人に譲るために引っ張り出したら色々面倒な事に。


買った当初はそこまで遅かった印象は無かったのですが、久々に大型アップデートなどすべて更新し終わったら…


重い!!

実用的じゃないくらい重い。

マシンスペックは変わらないので、Win10も2年でかなり重くなったんでしょうか(--


とにかくこのままでは実用に耐えないので、HDDをSSDにする事にしました。





買ったのはADATA SU630 QLC SSD 480GB。 NTTXで6000円切るお値段だったので。





OSをインストールして少し遅くなった状態だけど、メインPCに接続してベンチを取るとこんな感じ。


メインPCに入れているサンディスクのMLCタイプのSSDと比べると、ADATAのこの最新のQLCタイプのSSDは発熱しやすく熱に弱く、ランダムアクセスに弱いって感じ。

QLCのSSDは出始めてまもないらしいけど、これから性能向上するのかな?


ベンチを取った後Vostro 15のHDDと換装するためにノートPCをばらそうとしたらこれが凄い大変!

Lenovoだとネジ2本とかでHDDスペースにアクセス出来たのに、Vostro 15の場合なんとキーボードを外しDVDドライブを外し、底面を外しさらにパキパキと噛み合わさっている部分を壊さないように外しととんでもなく面倒でした(ネジ30本は外す)。ヤバい。




左下にやっとHDDが見える。


で、外したHDDと新しいSSDをメインPCに接続してEaseUS todoBackupツール(無料)を使いクローンを作る。


クローンが終わったSSDをノートPCに収め、ネジ30本絞めていく(うわ)。


で、ドキドキしながら起動。速くなっているといいなー





エラー画面どーん!!!(まじか!!起動せず


クローンってこういう事良く有るんですよ…


エラーコードを参考に、USBに回復ドライブをインストールしてUSBから立ち上げようとする。

できない。

ググる。セキュアブートをカットする必要があるらしい。

USB起動成功。

スタートアップ修復→ダメ。

コマンドラインからブート領域の修復を試みる。

ここで、今時のOS(HDD)はUEFI/GPT形式でインストールされており、自分が過去経験してきたBIOS+MBR形式というのは過去のものになっている事を知る。マジか。


しかしコマンドラインでの入力はPC98時代に培ったDOSの知識が役立つ(マジで

cd..とかdirとか普通知らないよね。

bootrec /Rebuildbcd
bootrec /fixboot

なぜかこのコマンドがうまく実行できない。さらにググる。

https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/uefi_bootrec.html
ぼくんちのTV別館

こちらのサイトを参考に

diskpart実行。

ブート領域を探し出しドライブレターを付与する。

ドライブレターを付与したパーティションに移動し、

x:\EFI\Microsoft\Boot
まで潜りBCDファイルを削除。

再度、

bootrec /Rebuildbcd
bootrec /fixboot

を実行。しかしうまくいかない。

ググるとUSBの回復ドライブを使う場合、USB3.0ではなく2.0ポートを使いUEFIシステムではなくレガシーBIOSで立ち上げて使用した方が良い、という記述を見つけたので試してみる。

相変わらずbootrecコマンドは失敗するけど、回復ドライブツールのスタートアップ修復を実行すると今までと少し違う挙動が有ったので、もしかしてと思いとりあえずBIOSモードをUEFIモードに戻し、セキュアブートを有効にしてSSDから立ち上げてみる。


起動した―!!


https://freesoft.tvbok.com/tips/windows_clone/how_to_clone_easeus_todo_backup.html
ぼくんちのTV別館

上記のサイトを見ると、EaseUS Todo Backupを使ってクローンを作成する安全なやり方が書いて有る。

・・・うぐぐ、こんな面倒な事やってられっかーいヽ(´ー`)ノ


これならクリーンインストールした方が気が楽だ(笑)

1時間も掛からないし。

MBRの頃はHDD内にブート領域(隠しドライブ)なんて無かったし、機能は向上してるんだろうけど面倒になりましたね。



で、ここまで手間かけたんだからきっと爆速になってるんですよね?と期待して使うと…


遅い…( ^ω^)ビキビキ






元がこれ。

どうしてこうなった、と言いたくなるほど酷い。





SSD化した後。


確かにHDDの時よりはマシになっているけど、メインPCに接続した時より遥かに速度が落ちている(1割程度)。


まさかVostro 15 3000(3561)がここまでSSDのパワーを引き出せないとは思わなかったなー


けど仕事で使っている同じくDELLのVostro 15 3000(Core i3)よりはマシになった。

こちらもHDDがボトルネックになっていて酷い。

Vostroシリーズは安いけどやはり安いなりの造りなんでしょうね。

同じく会社に有るビジネス用ノートPC HPのPro Book(Core i3)はHDDでもサクサクなんですよね(本体価格がDELLの倍だけど(笑))


何はともあれ、窓から投げ捨てたくなるレベルで遅すぎたPCも、性能を100%発揮できなくてもSSDに換装すれば何とか普通に使えるレベルになるというのはありがたい事です。




PC  
2016/6/13

◆ 以前親用に10インチのアンドロイドタブレットを購入しましたが、今回は自分用にウインタブレットを購入しました。

購入したのはドスパラで販売されているDiginnos DG-D08IW2です。


タブレットを購入するにあたってアンドロイドにするかウィンタブにするか悩みましたが、アンドロイドは使い慣れているので使った事のないウィンタブに挑戦してみる事に。


DG-D08IW2のスペック

CPU:Atom x5-Z8300(4コア 1.44GHz/1.84GHz、L2 2MB)
MEM:2GB
ストレージ:eMMC 32GB
OS:Windows 10 Home 32bit
ディスプレイ:8型1,280x800 10点タッチ
ネットワーク:IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
インターフェイス:Micro USB×1、microSDカードスロット、前面/背面200万画素Webカメ、マイク、音声出力
センサー:加速度、GPS
サイズ/重量:約214×128×9.1mm(幅×奥行き×高さ)/約376g
バッテリ駆動時間:約6時間
価格:17,800 円(+税)


2万以下で8インチだとアンドロイドタブでもメモリ1GBだったりするところですが、この価格でこのスペックは良いですね。

2万以下のタブレットはいわゆる中華タブレットばかりで品質面に不安があるものですが、DG-D08IW2の質感は高くアルミ製の筐体はかなりしっかりしています。

画面の明るさはかなり十分で日中でもはっきり見えます。
色再現性も悪くない。綺麗です。

音はしょぼいけど音量は有ります。




 縦タブレットモード




 デスクトップ




 IE11


使ってみた感想は、普通のPCですね(笑)

やはりウインタブはアンドロイドやiOS勢とは別ものでした。

いくらタブレットモードが有ってもあくまでも通常のウインドウズの拡張機能で、アンドロイドタブなどの専用機と比較すると使い勝手が悪いです。

確かに文字サイズとかは大きくしたりできますが、肝心のインターフェイス部分が固定文字サイズのアプリが多いですね(文字が小さいまま)。

DG-D08IW2の解像度は8型で1,280x800と結構低めなんですがこれでも文字は小さく感じ、はっきり言ってこれ以上高精細のディスプレイだとタブレットとしては使用不可能だと思います。

ホント、8型1,280x800は実用ぎりぎりのサイズ&解像度だと実感しました。

という事で早くも結論をいうと、タブレットとして使うならアンドロイド(iOS)が最適!


けどそんな事はある意味分かりきっていたこと。

このウィンタブレットのメリットは、まんまWin10PCだという事です。

アプリストアで使い慣れないアプリを探す必要は無く、いつも使っているPCのアプリがそのまま使えるのが良いですね!

実際早速ワードやエクセルなどのソフトをインストールしてみましたが普通に使えます。

普通のPCなのでデスクトップPCとフォルダを共有したり、タブレットだと面倒な事も簡単にできます。

ブラウザも使い慣れたIEを同期とか面倒なこと考えずに(同じIDでサインインすれば)デスクトップPCと同じお気に入りやクッキーを使ってブラウジング可能です。


速度的にはなんというか同スペックのアンドロイドタブからすると遅い、というかレスポンスが悪い?

eMMCはタブレットなどで使われているSSDより遅いデバイスですが、これが遅いのかな。

ベンチ結果を見るとHDDよりはましなんですけどね。けどSSDよりはかなり遅い(笑)

かといって常に遅いわけではなく、一度メモリ上に乗ると軽い感じ。



 eMMCはライトが特に遅い


値段の安さとウィンタブを体験してみたくて購入しましたが、出先で資料を見たり軽い作業をするだけなら、餅は餅屋という事で普通の(アンドロイドやiOSの)タブレットを買った方が良いですね。








2022/5/30時点



・2022/11/6更新


 今年の6月にマウスのE10を買って以降、富士通ライフブックやらサーフェスやらも買いすっかり棚の奥にしまい込まれていたドスパラWinタブ。





ずっと放置しているとバッテリーが死ぬので、たまに充電くらいはしていましたが低スペックゆえに実使用はしていませんでした。


そんな中この動画を見ました。





WindowsXP時代はOSをいかに軽くするかチャレンジした事がありますが、10や11では基本デフォルトで使っていただけに、はたしてこういう設定が有効なのかどうか…

そうだ!低スペドスパラWinタブで試してみよう!と思たのです。


元々期待はしていなく、良くなってMAX10%程度かなーと思いながら設定をしていったのですが…


なんと体感で30%以上軽くなりました!


メモリー2GB、よわよわAtom、おっそいeMMC搭載のドスパラWinタブが使えるレベルに!


ドスパラWinタブは8インチと片手で持てる手ごろなサイズ感で重さも400g以下と軽量。

液晶もマウスE10より視野角は広く縦持ちでも快適、バッテリーも6年経過してもあまり劣化せず6時間以上稼働。

普通レベルより少し遅い程度で全然使えるじゃん!

(手のひらくるくるくるっ!!!



PC  
2008/10/17

DELL INSPIRON 2200を購入(中古で)しました。

◇スペック

・CPU:Intel Celeron-M 350(1MB L2,1.3GHz,400MHz FSB)
・メモリ:512GB DDR-SDRAM
・グラフィック:Intel GMA 900(DX9対応 PCI Express Intel 910GML)
・ハードディスク:30GB (4200回転 日立 4200rpm Ultra ATA100)
・OS:WindowsXP Home SP2
・光学ドライブ:DVD/CD-RWコンボドライブ(PHILIPS CDD5263)
・液晶ディスプレイ:15インチ TFT XGA
・バッテリ:リチウムイオンバッテリ
・ワイヤレスLAN:Intel PRO/Wireless b/g対応)
・モデム+USB2.0x3+VGA+LAN+PCカードスロット
・幅33×奥行き26.8×厚さ3.72cm 重さ:2.9kg

  

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
Processor    1296.75MHz[GenuineIntel family 6 model D step 8]  
VideoCard   Mobile Intel(R) 915GM/GMS,910GML Express Chipset Family  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      515,452 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2  
Date        2008/10/13  16:09  

Intel(R) 82801FB/FBM Ultra ATA Storage Controllers - 266F
プライマリ IDE チャネル
  Hitachi HTS424030M9AT00
  PHILIPS CDRW/DVD CDD5263

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 25772    79378   62284    50411   37825    73902          62

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    22548  15527    5415     130   23825   21069    9388    9538  C:\100MB

 以前購入したHPのnx6120に近いスペックですね。
しかしCPUとHDDの差でこちらが少し低い結果となっています(nx6120は29712)。
もっともCeleron-M 350はDothanコアのPentium Mとパワー的に遜色無いので、メモリーが512MB有る事も手伝って、遅さは微塵も感じません。Vistaには耐えられないと思いますが(^^;

 という事でnx6120と比較してみますと、造りはINSPIRON 2200の方がチープな感じ。ほぼ全部プラスチッキーな感じです(nx6120はレキサンコーティングされた筐体でした)。と言ってもお洒落なPCじゃなきゃと言う人以外なら十分な造りです。

 キーボードはしっかりしていてタッチも良く、エンターキーも右端に有り大きめで無理が無いのが良いですね。キー配列自体はシンクパッドに近い配列のnx6120の方が優れていましたが、こちらもCtrlキーが端に有るのでコピーペーストがやり易くて良いです。タッチパッドにスクロールゾーンが無いのが残念ですが、基本デスクトップ用途である事を考えると(マウスを使うので)問題無いかもしれません。

 液晶は低価格機なのでやはりnx6120同等視野角等狭いですが、普通に正面から使う分には明るく発色も問題ないのでDVD再生等も問題有りませんでした。スピーカーも普通に使うレベルでは十分な性能です。

 作動音はHDDが4200回転という事も有るのか非常に静かで殆ど聞こえないレベルです。CPUファンも殆ど回りませんね。優秀です。

 ヤフオクで買ったのですが、前所有者は殆ど使用していなかったという事でとても綺麗な状態。良い買い物でした。


PC  
2007/12/26

◆DELL ノートPC Vostro1400
のレビューです。

 Vostroシリーズは2007年にDELLが新たに造ったビジネスブランドで、Inspironシリーズとは兄弟の様な関係となります。
その中で1400は、1500と同等のIntel Core2Duoを搭載しながら、よりコンパクトで小回りの利く使い勝手を実現したモデルです。


◇スペック

・CPU:Intel Core 2 Duo T7250 (2MB L2,2.0GHz,800MHz FSB)
・メモリ:2GB(1GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM
・グラフィック:Intel GMA X3100(PM/GM965 Express)
・ハードディスク:80GB SATA HDD(5400回転 東芝MK8037GSX)
・OS:WindowsXP Home SP2
・光学ドライブ:DVD/CD-RWコンボドライブ(東芝サムスン-TSL462D)
・液晶ディスプレイ:14.1インチ TFT WXGA(サムスン製1280x800)
・バッテリ:6セルバッテリ
・ワイヤレスLAN:Centrino Intel PRO/Wireless 3945ABG a/b/g対応)
・モデム+S-VIDEO+USB2.0x4+VGA+LAN+IEEE1394
  8in1カードスロット+Expressカードスロット(リモコン付き)
・幅333.5mm 奥行244mm 高さ32.1-38.9mm 2.45kg


 最初の感想は質感が高い!という事。
今までHPのnx6120を使っていて、それも結構気に入ってたんですが、1400はよりシックな質感でただのビジネスモデルとは思えないほど。
今までのDELLで感じていたプラスチッキーな感じは殆どしません。

 あと大きい。
1000や1500より小さいハズなのに、それでも大きく感じる。
ワイド液晶だからか。

 取り扱い説明書などはHPよりも揃っていて親切・・・と思いきや、殆ど中国語(笑)

 液晶は非光沢を選択。発色はやや青に傾いていた。これはプロパティで補正。
明るさは十分過ぎるくらい。視野角はHPなどのこの価格帯の製品と同等で広くは無い。
ドット欠けなどは無くほっとしました。

 XPモデルは最初からHDDがAHCIで動いていてヒト安心。
ディスクアクセスは高速で静か。ファンも静か。可動音は殆ど無い

 キーボードはしっかりした造りで意外と驚いた。満足レベル。
キーボードは右端が密集していて若干変則的。エンターキーの右にページダウンなどのキーが回りこんでいるけど、私の場合は問題になる事は無かった。それよりCtrlキーが端に有る方が嬉しい。

 動作はキビキビしていてパワーに不満は感じない。HDDも高速だしデスクトップレベルの作業は出来る感じ。
(CPU単体ならAMD Athlon 64 X2 3800+より速い)

 wikiで見ていたけどイヤホンに確かにPCの負荷に連動したノイズが僅かに入る。
イヤホン出力が高すぎるという話だけど、OS側からは対処できず。
USAサイトの最新ドライバーでも変わらない。
で、結局wikiを見てRMClockを導入。ほんとに消えた・・・でも常駐させるのがイヤだし、もともとイヤホン繋がないのでホットク事に。
BIOSの更新で直ったという話も。

追記:A09バージョンのBIOSを入れたら解決しました。

 スピーカー出力は問題なし。音質はビジネスモデルという事でそこそこ。酷いという事は無い。

 ブラックボディーだけど微妙に色調に変化が有り、高級感もある。
持って歩くには重いレベルなので、ホームモバイル向けだと思った(^^;

 総じて安かったのに満足度は高いと思いました。
Core 2 Duoを搭載して2GBメモリで77,000円は流石DELL。


 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    Vostro 1400
Processor    1994.43MHz[GenuineIntel family 6 model F step D]
Processor    1994.43MHz[GenuineIntel family 6 model F step D]  
VideoCard   Mobile Intel(R) 965 Express Chipset Family  
Resolution  1280x800 (32Bit color)  
Memory      2087,028 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2  
Date        2007/12/25  22:19  

Intel(R) 82801HEM/HBM SATA AHCI Controller
  TOSHIBA MK8037GSX

Intel(R) ICH8M Ultra ATA Storage Controllers - 2850
プライマリ IDE チャネル
  TSSTcorp CDRW/DVD TSL462D
  Generic DVD-ROM         1.0 

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 65512   279982  188160   154828  116376   235622          59

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    26378  16388    9880     207   41474   37007    5644   15790  C:\100MB


 

 

 


PC  
2007/8/24

◇2年半ぶりにVGAを更新、GeForce 6600GT→8600GTに交換しました。
 購入したのはASUSのEN8600GT
 GeForce 8600GTはミドルレンジとしては初のDirectX10対応の最新VGAです。しかしDirectX10.1のリリースが控えている為か、1万円台前半というローエンド並みの捨て値?で売られているのがスゴイ(笑)

 個人的にDirectX10.1対応ハードは必要無いので8600GTは最高の選択肢です。

 

 CPU:AMD Athlon 64x2 3800+
 VGA:GF6600GT → GF8600GT

3DMARK05 3559 → 8643 2.4倍UP!
3DMARK06 1596 → 4326 2.7倍UP!

 CPUが今で言うローエンドなのでVGAのパワーをスポイルしているとは言え、逆にVGAのパワーアップだけでコレほど速くなるとは!
ファンはリファレンスと異なりASUS独自のもの。音も静かでした。

 GF6600GTを2万円台前半で買った事を思うと、これは良い買い物でした。

8/31追加:

ハードウエア情報を見てると、GF8600GTのVGAメモリが512MBになっています。
確かに256MBモデルを買ったんだけど(多い分には良いけど^^;)と思って調べてみると、なんとターボキャッシュ機能によりVGAメモリが倍増しているらしい(笑)

現在ドライバは163.44を使用していますが、それ以降とメインメモリが2GB以上の場合にターボキャッシュONになるようです。

お陰で3DアプリによってはVGAメモリ512MB程度でないと選択できない、ハイレゾテクスチャーなどのオプションが選択できたりしますが、やはりスピードは若干低下しますね。
でも面白い。


PC  
2007/1/6

インクジェット複合機の
HP Photosmart C3175を購入しました(AA。

 同じくHPのPSC-1315を一年半程度使っていますが、旧型のためかインクの入手が難しくなりつつあり(ネット通販なら無問題だけど)、大量印刷を重ねたためか紙送りなどに不安が出つつ有ったので、もうこちらは予備に回し買い換える事にしました。

 今回買い換える際にどこのメーカーのプリンター(EPSON、CANON、BROTHER等)にしようかと考えましたが、一年半程度PSC-1315を使ってヘッド詰まりを一回も経験せず(もとEPSON、CANONユーザーとしては信じられないが)、意外とインクが持ちスペースも取らず、印刷速度が爆速のHPを選択する事にしました。もちろん最大10%還元+送料無料のAmazonで買いましたが、9000円台で買えるのでコストパフォーマンスは絶大です。

 C3175を含めてHPのAll-in-Oneシリーズは奥行きが29cmで前面給排紙というのが良いですね。設置場所に困りません。
デザインはかなりオシャレだと感じます。綺麗なつるつるした手触りのホワイトボディーで適度なカーブが随所に使われ、低価格機だと思えない印象です。最近は当たり前となりつつあるカラー液晶画面は有りませんが、バックライト付きモノカラー液晶が付いているので困る事は無いかと思います。

 メモリーカードダイレクト印刷にも対応していますが、前面のボタンを使ってインデックスを作成してから指定画像を印刷する仕組みになっています。他にもPSC-1315では出来なかったL版フチなし印刷ができるのが大きな進歩点ですね。もっとも昇華型プリンターが有るので、このプリンターで写真印刷する予定は無いですが。

 印刷速度はPSC-1315に比べても更に速くなっています。カラーで12→20枚/分、モノクロで17→22枚/分に向上。実際爆速です。しかも文書も十分な程度綺麗に印刷できます。
HP最大?の特徴が黒顔料インクでしょうか。最速印刷でもハッキリと黒々綺麗ですし、普通紙にwebなどをカラーで印刷しても綺麗です。この辺りの美点は相変わらずですね。

 この低価格ながら、満足点が非常に多いので今回もHPを選んだんですが、アプリ&ドライバーインストールがかなり時間が掛かるのは相変わらずでした。特にダウンロード版の時間の掛かり方は異常です(笑) Athlon64X2 3800+でも10分位掛かる感じですから、Celeron-1GHzとかのノートPCだと何十分掛かる事やら・・・ まあ使う最初だけなのですけど。
アプリ自体の使い勝手は悪くなく、本体の使い勝手は良いので私的には満足です。


PC  
2005/9/23

◆HP ノートPC nx6120/CT
のレビューです。

 HPがこの夏にリリースしたビジネス用ノートの新シリーズnx6000番台ですが、nx6120はコストパフォーマンスを重視したオフィス内モバイルモデルとなっています。

 実際HPダイレクトでもCD-ROMドライブモデルが6万円台で売られているので、HPのラインナップの中でもかなり気合の入った激安マシンという事ですね。

 さらに恐ろしい事に、ドライブをDVDコンボメモリーも512MBにしたモデルがAmazonで79,800円(実質72,300円送料無料)で売られていたりそれがかなりの台数売れていたりで、凄い人気ノートPCとなっています。




 さてnx6120のスペックですが、今回購入したモデルは次のような仕様になっています。

・CPU:Intel Celeron-M 360J (1.40GHz/1MB/400MHz)
・メモリ:512MB(256MBx2)PC2700 DDR SDRAM
・HDD:30GB (4200回転)
・ドライブ:DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ
・ビデオ:VRAM最大128MB、Intel GMA900(チップセット内蔵)
・チップセット:Intel 915GM Express
・液晶:15インチTFT XGA
・サウンド:ADI AC‘97 CODEC、16ビット
・ネットワーク:56Kモデム、1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
・インターフェイス:PCMCIA×2、シリアルパラレル、外部RGB、Sビデオ、
 USB2.0×4、IEEE1394、IrDA、拡張コネクタ、6in1メディアスロット
・OS:Microsoft Windows XP Home Edition
・バッテリー駆動時間:最大 約4.2時間
・サイズ(W×D×H):328.6×267×30.3mm
・重量:2.79kg

 マシンパワーに関係するスペックとしては、CPUが1MBキャッシュを搭載した新Celeronになっていてチップセットも最新の915GM Expressとなっています。この辺りは2年ほど前のPen-M機並みのスペックですから、最安機と言えどもかなりの速さとなっています。

 さて実際に使ってみての感想ですが、まずデザインに関しては今までのHP機と比較しても私からするとかなり良くなっていると思います。IBM機の様なビジネス機的シンプルなデザインで外観的にもエッジが薄くスマートな印象を受けます。
液晶を開いた状態でもシンプルですっきりしており、長く使っても飽きが来ないような気がしますね。

 キー配列は標準的でページアップ&ダウンキーなどが上部に設けられたThinkPad的なものです。仕事でThinkPad(R51やT43)を使っていますが、Ctrlキーが一番端に有るという点でThinkPadより使いやすいかも?とすら思いました。キータッチもしっかりしていて“たわむ”事も無く、この辺り国内の10万円台前半のモデルより良いのではないでしょうか。

 液晶はこの価格帯のものですと一番ネックになるところだと思うのですが、nx6120の場合は液晶も○でした。ザラツキやギラツキの無いプレーンで見やすい液晶明るさも十分輝度ムラも殆ど無く発色も問題が無し。これも予想外でした。15インチでXGAだと今のトレンドからすればちょっと低スペックに感じるかもしれませんが、個人的にはこのくらいが一番目が疲れず良いと思っています。
SXGA+液晶はVAIO-TypeBで懲りました(^^;

 重量的には2.79kgとミドルウェイトクラスですが、そんなに重いという感じでは無いですね。頻繁に持ち運ぶ用途には適してないと思いますが。

 バッテリー駆動時間が、同クラスのノートと比べるとかなり長いのもHPの特徴です。Celeron-M機で約4.2時間というのは類を見ないですね。大抵は1時間前後です(インジケーターからすると実測3時間程度?)。

 ファンの駆動音は静かです。甲高い音もしませんし、4200回転もののHDDのお陰で、ファンが常に回るという事も有りません。もっとも4200回転ものなので、それが若干キビキビとした動きをスポイルしているのですが(^^;

 他にも珍しくxDピクチャーカードにも対応したメモリーカードリーダーや、左右側面に配置された4つのUSBポートなど、使い勝手は良いと思います。シリアル、パラレルが存在するのも凄いんですが。

 PCを使い慣れた人ほどこのPCの良さが解るかもしれない、ある意味渋いPCです(笑) それがこんな価格(6万円台から)で買えるなんて素晴らしいですね。

リンク:Amazonのnx6120紹介ページ


 ◆レビュー追加

 Amazonで購入したモデルは無線LAN非搭載でしたが、手持ちのPCカード型無線LANカード(BUFFALO)が調子悪くネットに接続できない状態でした。

 どちらにしても、いずれmini-pciタイプの無線LANを内蔵させようとは思っていたのですが、HPのノートはその辺りが一筋縄ではいかない事を2chのスレで知りました。ThinkPadとかはオプションのカードを買って内蔵させれば済むのに(^^;

 nx6120に無線LANを内蔵させる上で参考にしたのが、このサイト
有難う御座いましたorz

 最初はMini PCI→PCI変換アダプタが見つからなかったので、nx6120単体でどうにかしようと思ったのですが、海外の掲示板を見ても良く意味が解らず(笑)、仕方が無いと自己流でやってもEEPROMの書き換えは無理でした。

 なので、いまや風前の灯火、絶滅寸前のIR-PAMP1を急いで手配。後はサイトの手順に従い無事EEPROMの書き換えを終了しました。Linuxとか使った事が無くてもKNOPPIXは比較的簡単なので一安心。良い経験でした。

 早速nx6120に内蔵させたWM3B2915ABGにアンテナを繋ぎ、BIOSで有効にすると無事無線LANボタンが有効に! 本体のアンテナを使えるだけあって感度もバッチリでした。

 この手間と、mini-pci変換アダプター代(2000円程度)などを合わせると、素直にHPダイレクトで無線LAN内蔵モデルにカスタマイズした方が良いのですが、まあこういう工作ライクな作業も自作派なら楽しめるんじゃないでしょうか(;´∀`)?


  Intel2915abgを認識すると勝手にドライバーをインストール。
  HPのユーティリティも起動してくれると言う段取りの良さ・・・


 ◆レビュー追加

 nx6120の40GBモデルをもう一台購入したので、HDDを相互に載せ変えたりしてベンチを取ってみました。
30GBモデルの方はHITACHI Travelstar 4K40 4200回転 2MB。
40GBモデルの方はFUJITSU MHT2 AH 5200回転 8MB。

 ベンチ結果を見ると、40GBの方が1.5倍は速い!実際体感でもかなり速く感じます。
しかし不思議なのは、新たに購入したnx6120は最初に買ったnx6120よりキビキビしている! 同じCPUなのにクロックが微妙に違うし、この差はなんなんだ(´ー`;)

 気にしてたファン音ですが、やはり5200回転の方が若干多めにファンが回っています。しかしそんなに煩くなく一安心。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    nx6120-40G  
Processor    1396.50MHz[GenuineIntel family 6 model D step 8]  
VideoCard   Mobile Intel(R) 915GM/GMS,910GML Express Chipset Family  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      515,440 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2  
Date        2005/10/13  19:43  

Intel(R) 82801FB/FBM Ultra ATA Storage Controllers - 266F
プライマリ IDE チャネル
  FUJITSU MHT2040AH PL
  HL-DT-ST RW/DVD GCC-4244N

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 29712    85504   67079    54066   37821    72163          59

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    22800  24962    5540     130   33085   31200    9913   11125  C:\100MB


★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    nx6120-30G
Processor    1400.16MHz[GenuineIntel family 6 model D step 8]  
VideoCard   Mobile Intel(R) 915GM/GMS,910GML Express Chipset Family  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      253,296 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2  
Date        2005/10/13  12:38  

Intel(R) 82801FB/FBM Ultra ATA Storage Controllers - 266F
プライマリ IDE チャネル
  HTS424030M9AT00
  HL-DT-ST RW/DVD GCC-4244N

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 32860    85732   67254    53896   35418    68662          59

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
   179000  10343    5156     112   20800   16100   10902    8060  C:\100MB

PC  
2005/3/16

 SONY VAIO type B [SPEC-S] VGN-B90PSのレビューです。

この機種の主なスペックは以下の通りです。

CPU:Intel Pentium-M 725 (1.6GHz)
MEM:512MB(PC-3200) 855GME
HDD:40GB
DRIVE:DVD/CD-RW
液晶:SXGA+ 14.1型TFT(1400x1050)
3D:855GME (max64MB)
10/100LAN+802.11b/g+56k
PCMCIAx1 USB2.0x2
Windows XP Pro
2.3kg


 このノートPCは2月頃に10万を切るVAIOという事で話題になった製品です。 ソニースタイル(直販サイト)限定ながら、バイオノートZの後継モデルが99,800円! しかもOSはWinXP-Proで、DVDコンボb/g無線LANも付いての価格はあの激安王のDELLHPにすら負けない設定です。 それをSONYが出すっていうんだからあっと言う間に入荷未定になってしまう感じでした。

 もっともパーツが入荷すれば安いモデルがまた復活するというパターンなので、どうしても安いVAIOが欲しいという場合には夜中でもサイトを見張っている必要が有るみたいです(^^;

 私が注文した時には既に基本スペックでは組めなく、仕方ないのでCPUをPentium-M 725に、液晶をSXGA+に変更。 直販にしては珍しく標準で3年保証が付いてくるというのは良心的です。 それにCPUが変わるだけでバッテリー駆動時間が2時間から4時間と、倍になるのも良いですね。 ちなみにファン音もHDD音もとても静かです。

 早速外観のチェックですが、デザインは確かにバイオノートZ直系ですね。 ちょっとプラスチッキーな感じが漂いますが、しっかりとマグネシウム合金で造っている辺りがなんだかな・・・ ワザと見た目のグレードを落としているみたいな(笑)

 14.1型液晶を搭載している事もありA4ファイルサイズよりもちょっと大きめなんですが、エッジをうまく処理しておりスマートな印象を受けます。 また実際に持ってみてもなんとなく軽い感じですね。 セミモバイル的な使い方なら耐えられそうです。

 天板はシルバーですが、液晶を開くと完全にブラック一色です。 この辺りはなんというかVAIOらしくないかもしれませんね。 まるで“このPCはビジネスの道具ですから遊びには使わないで下さい”と主張しているかのようです。 実際にVAIOならではのヴィジュアル系ソフトは一切入っていないので、個人ユーザーが遊びに使うには向いていないのかもしれませんねー その代わり自分のお気に入りのソフトだけを入れて仕上げる楽しみがありますが。

 

 キーボードは19mmピッチでタイプミスが少ない標準的な配列になっており、たわみの無いしっかりとした打鍵感が得られるタイプで好感が持てます。 この前に使っていたVersaProがヘニョヘニョタッチだったので、このtype Bのタッチは非常に気持ち良いですね。

 液晶はXGAとSXGA+モデルで随分違うというという話だったので心配だったのですが、自分で見る限り輝度も十分ですし、色ムラやドット欠けも無く及第点だと思いました。 もっとも最近のAVノートの様に輝度が高かったり反応速度が速かったり視野角が広かったりする訳では無く、あくまでも廉価ビジネスモデルに搭載されている液晶という事で性能が良い物では無いのですが、まずまず普通の液晶です。

 表面加工は最近では希少なノングレアタイプなので、ビジネスソフトを長時間使うのに最適なのですが、DVDを見るのがメインだとか、写真を編集するのがメインだとかの場合には別のノートをお勧めします。

 しかしSXGA+の解像度は良いですね。 デスクトップPC(SXGA)より解像度が高いのでかなりの情報量を一気に表示させる事ができ使いやすいです。 その代わり随分と文字が小さくなるので、小さい文字だと目が疲れるという方はXGAの方が良いかもしれません。

 インターフェース的には一般的な物が揃っていますが、個人的にはTVアウトが無いのが少し残念です。 後はUSBが左側面に2ポートしかないので右側面にあと一つくらい有れば便利かな。 メモリースロットも有りますが、SONYだけにメモリースティックオンリーなのが残念です。

 type Bはチップセットに855GMEを使用。 CPUもPentium-Mの1.6Ghzという事で実際にかなり速いのですが、初期状態の256MBでは容量がギリギリなため結構引っかかりが有りました。 メインメモリーをVRAMが喰ってしまう仕組みなので仕方ないですね。 トータル512MBにするとかなり動きが軽くなり本来の速さを体感できる様になりました。

 ソニスタでのBTOだと256→512MBが一万UPなんですが、自分で組む場合キーボードをばらさないといけなく微妙に面倒なので(説明書有り)、オンボードメモリーアップという事も考えて最初から512MBで注文した方がお勧めかも。


 今回VersaProからの乗り換えでしたが、12.1インチXGAの窮屈な画面から開放され、しかもキータッチの良さがかなり気に入りました(T41には劣るけど)。 VAIOはソニータイマーが心配ではありますが、取り合えずは3年ワイド保証にも入ったし長く使いたいと思います(本当か?)

3Dmark2001:2385

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    VAIO Type-B  
Processor    1588.02MHz[GenuineIntel family 6 model D step 6]  
VideoCard   Intel(R) 82852/82855 GM/GME Graphics Controller  
Resolution  1400x1050 (32Bit color)  
Memory      514,480 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2  
Date        2005/03/15  20:34  

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
プライマリ IDE チャネル
  FUJITSU MHT2040AT

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
セカンダリ IDE チャネル
  QSI CDRW/DVD SBW242C

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 28217    97224   76123    61279   33481    64299          29

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    26302  18377    6552      49   26694   20611    8563    9654  C:\100MB

PC  
2004/12/25

 NEC VersaPro PC-VY14FVHERWHLのレビューです。

この機種の主なスペックは以下の通りです。

CPU:Intel Pentium-M 1.4GHz
MEM:512MB(PC-2100) 855GM
HDD:40GB
DRIVE:DVD/CD-RW
液晶:XGA 12.1型TFT
3D:ATI Radeon9000 (32MB)
10/100LAN+11a/b/g+56k
PCMCIAx2 USBx3 TV出力
Windows XP Pro + Office2003
2.3kg

 PC-VY14FVHERWHLと言っても何が何だかという感じですが、LaVie LM500/7Dのビジネスモデルと言えば解り易いかも?

 CPUがPentium-M 1.4GHzと、この機種が発売された2003年後期当時だと結構良いものですが、今はPentium-Mも2GHz突破しているので、2004年末現在だとミドルレンジ相当なものとなっています。 しかしVY14F/VH-L(略)の良いところはB5ファイルサイズにATI Radeon9000を仕込んだ所に有ります。 このクラスだと大抵はチップセット内蔵タイプになりますが、単独タイプのVGAチップを搭載した当機はFFXIベンチ2で3322/2044と、3Dアプリケーションもまずまずの速度で実行可能です。 ビジネス機になぜRadeon?と思う人も居るかもしれませんが、出先で3Dアプリ(3DCADとか)を動かす必要の有る人って結構いますからね。

 LaVie LM500系では一時期Radeonの熱暴走が問題になっていましたが、より負荷の高いFFXIベンチ3をしばらく動かしても温めの温風が出ている程度で、熱対策はきちんと出来ている様です。安心しました。

 ノートPCで心配なのは静音性ですが、HDDも静かで(東芝 MK4025GAS)CPUファンも3Dベンチなどでフルパワー状態にしても殆ど気にならない位の音で回っています。 BIBLO MG17D/AではCPUファンの音がネックだっただけに(断続的な回転音は仕様・・・)、ファン駆動音が静かなのは精神衛生面でも良い事です(笑)

 ボディーサイズはB5ファイルサイズでMG17D/Aとほぼ同等ですが、液晶ディスプレイのサイズは12.1インチとなっており、13.3インチを搭載していたMG17D/Aと比べるとちょっと狭い印象を受けます。 また、この2.3kgという重量は、より大きな液晶を搭載して2kgを切っていたMGより重いですし、堅牢性が自慢のT41よりも重く“なぜ?”という感じです。 また重い(と言っても軽い方だけど)割にはキーボードが結構たわみ、最近ThinkPadばかり触っていた身としては“このノート随分ちゃちなキーボードだな!?”って感じです(爆) 漢字キーがスペース脇に有ったりと変則的なレイアウトも微妙。 まあ国産ノートなんてこんなのが殆どなので仕方ないですけど。 ビジネス仕様なんだからもうちょっとしっかりしたキーボード造りをして貰いたいものですね。

 それ以外は概ね満足できるPCです。液晶は輝度も十分でノングレア処理されているためWEBやオフィスアプリも見易いですし、USB2.0が3ポート搭載されてますし(全て後ろ・・・)、OSがXP-ProでOffice以外の余計なアプリは一切無し。無線LANもa/b/gとトリプルバンド対応。CPUパワーも3Dパワーも問題なし。 この型のPCが2003年で無くなったのは残念ですが、結構良いPCだと思います。


 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    VersaPro  PC-VY14FVHERWHL
Processor    1395.47MHz[GenuineIntel family 6 model 9 step 5]  
VideoCard   MOBILITY RADEON 9000  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      523,056 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 1  
Date        2004/12/24  19:42  

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
プライマリ IDE チャネル
  TOSHIBA MK4025GAS

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
セカンダリ IDE チャネル
  TOSHIBA DVD-ROM SD-R2412

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 26766    64146   64967    52883   36296    64812          60

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    34107  30578    9693     194   25491   23336    7907   11657  C:\100MB

PC  
2004/12/22

 IBM ThinkPadT41 2373 7FJのレビューです。

この機種の主なスペックは以下の通りです。

CPU:Intel Pentium-M 1.6GHz
MEM:512MB
HDD:40GB
DRIVE:DVD/CD-RW
液晶:XGA 14.1型TFT
3D:ATI Radeon7500 (32MB)
100/1000LAN+11b
PCMCIAx2 USBx2 パラレル TV出力
Windows XP Pro
2.25kg

 現在Tシリーズは最新がT42なので、これは一つ前のモデルとなります。
ノートは何台か使っていますが、Pentium-M 1.6GHzってのは今までの最高峰のスペックですね。しかもVGAがRadeon7500

 TシリーズはT30で大幅モデルチェンジしまして、トラックポイントの他にウルトラナビというタッチパッドもポインティングデバイスとして使用可能となっています。
慣れている方を使えると言うのは他社ノートから移行する人にも便利なポイント。

 T41は今手元に有るT20と比べて面積は若干広いのですが、かなり薄くなっているのが特徴です。 大体1cm程度薄いんじゃないのかな? それでいてキータッチはT20やT22と比較してもしっかりしていて良い感じです。 ドライブがウルトラベイ2000と互換性の無いウルトラベイスリムになったのは残念だけど、まあこれは仕方ないですね。

 今回のPCはリカバリーシステムが搭載されている物なんですが、手軽にHDDよりリカバリー出来たり、システムが不安定になっている状態でも正常時の状態に戻せるラピッドレストアシステム、BIOSからドライバー、アプリケーションのアップデートまで全て一括でやってくれるソフトウエア導入支援など、IBMのシステムは凄い!って思ってしまうものばかりです。 流石企業向けに定評あるのPC。 衝撃を感知すると自動的にHDDを保護するシステムなど最高度の安全性を誇っています。

 5400rpmのHDDを使っていて体感でもかなり快適なPCですが、VGAが今時主流のチップセット内蔵では無く単独のRadeon7500を搭載しているのが良いですね。 試しにFFXIベンチ2を走らせたところ3203/1923という結果でした。 これなら何とかXGAで普通にプレイできるレベルですね。 さらに上位機種はRadeon9000を搭載していたりします。

 体感速度が速い、薄くて軽い、画面も大きい、3Dもイケてると最高のPCだと思っていた所、異常を発見!
グラフィックスに負荷が掛かる状態で、左側面よりノイズが鳴るという症状が有ったのです。 CPUファンもHDD動作音も静かなのに、この一昔前のモデムの様な“ジー”音は結構目立ちます。 ネットで調べるとこのTの他にRでも似たような症状に有った人が複数居るみたいで、恐らくインバーターかVGA周りのパーツが鳴っているんだろうとの事。

 状況によってはかなり大きな音が鳴るので販売店に問い合わせると、仕様の範囲内との事! IBMに問い合わせても同じ答えですよとの事でしたが、少々のトラブルは何でも“仕様の範囲内”という返答で済ませてしまうのはメーカーや販売店の悪いところですね。 まあ私もメーカーに居たのでそういう理屈は解ってはいるのですがorz







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